『あいち航空ミュージアム』に行ってきました
2017年11月30日にオープンする『あいち航空ミュージアム』の内覧会に行ってきました。
あいち航空ミュージアム - 2017年11月30日 名古屋空港内にオープン!
県営名古屋空港に、航空機をテーマとしたミュージアムが誕生します。
戦後初の国産旅客機・YS-11の実機のほか、愛知県の航空機産業の歴史に触れられる展示も予定。
誰しもが持っている「空への憧れ」を呼び覚まし、「飛ぶとは?」を学び、体感できるコンテンツやイベントを計画しています。
また、航空機産業の新しい情報発信の場として、産業観光の強化や、次世代の航空機産業を担う人材育成の推進にも取り組んでいきます。2017年11月30日オープン。
平日夕方だったこともあり、恐らくこんなに人がいない状況はこの先ないだろうという環境のなか、一足早く楽しませていただきました。
チケットをもらったら、ゲートを通って中へ入ります。
お〜〜、開放的な空間〜
まずは模型と年表で飛行機の歴史を学ぶコーナーがあります。
1階に下がると、コクピットがあったりします。
実物を間近に見れるので、大迫力です。ですが、内覧会だけなのか、中に入れる飛行機が無かったので、非常に残念です、、
入れそうな階段があったりしたので、通常営業が始まれば、入れるんだと思います、多分。
屋上にも上がることができます。屋上にはハンモックがあって、季節によっては気持ち良さそうです〜
工作コーナーでは、傘袋(よくお店のあるビニール袋)を使って、飛行機を作りました〜。所要時間は、45分ぐらいでしたが、子どもたちは喜んで飛行機作りに励んでました。
あいち航空ミュージアムがオープンすることで、隣接するエアポートウォークが混んでしまうのは、消費者的にはマイナスですが、このような施設が家の近くにできたのは、子育て世代にとっては非常に嬉しいニュースであることは間違いないと思います。
あいち航空ミュージアム - 2017年11月30日 名古屋空港内にオープン!
飛行機好きも、普通の人も、楽しめるかと思います!
ぜひ〜〜
夏野剛さんに学ぶ『自分イノベーション』
私は、いい教育を受けてきていないまま36年間生きてきた。目標を持つわけでもなく、とりあえずその歳が来たから、とりあえず自分の身の丈にあっていると思われる偏差値の大学に入学し、とりあえず卒業するタイミングが来たから社会人になった。そのため、SFCなんてものも、ここ最近存在を知ったし、夏野剛さんについては、曲がりなりにもビジネス本などを通じて、iモードの生みの親的な話は聞いたことはあっても、それ以上を知ろうと思ったのは最近の話。
SFCについては、News Picsで単語を聞いて、調べてみた。すると、ここの出身の著名人は数多くいて、東京大学卒よりも魅力的な人が多い気がした。現代社会においては、右に倣えの人間の必要性はどんどん薄まっていて、自分の世界があって、それを追求していくような人種の希少価値が高まっていることを考えると、低学歴のDNAを受け継いでしまってはいるが、子どもたちの将来の選択肢のひとつとしてSFCを考えれるような育て方をしていきたいと思う。
夏野剛さんは、いろんな顔があるが、そのうちの一つとして、SFCの政策・メディア研究科で教鞭を執る顔がある。なぜ、今になって夏野さんへの興味が深まったかというとこちらの動画にたびたび登場しており、記憶に残っていたからだ。
そのような背景があって、次に読む本を探しに書店に行ったところ、こちらの新刊が発売されていた。
タイトルの通り、今の自分を変えて、加速度的に変化を続ける現代社会をどう生きていくべきかについて説いていた。
『自分のリミッターをはずす!』苫米地英人さんに学ぶ、変性意識状態への入り方
久しぶりに苫米地英人さんの本を読んだ。今考えると、そこから本にハマったなと思う。苫米地さんの書いた電通絡みの本を読んで、しばらく苫米地さんの本を読み漁りました。その時強く感じたのは、本当に自分たちは世の中の仕組みによって洗脳されまくってるなということ。書いてある全てのことを正しいと思うわけでもないけど、それ以降、メディアの発信する情報の受け取り方に気をつけるようになった。
今年1月頃に自分が掲げた目標があって、その目標に対して怠けている自分がいる。縛るものは自分でしかないので、自分でマインドをコントロールするしかない。そこで、以前は脳科学的なもので意識を変えたが、今回はこちらの本で、現状を変えるきっかけを作ろうとした。
副題として「変性意識入門」とある。「変性意識」という言葉は、全く聞いたことがなかったが所謂「フロー」「ブースト」という言葉に置き換えされることがあるもの。この本は、人間の最高レベルの力を自分の意思で引き出すための方法論が書いてある。
本を読む以前から、何か目標を掲げて遂行するには、自分に暗示をかけることが一番効果があると感じていた。実際にその能力が有る無し関わらず、自分はそれができると確信を持つことで、その力は何倍にもなって、自己実現できることがある。もちろん、できない時もあるし、その方が多いかもしれないが、自分で自分に催眠をかけるということは凄く意味があるという原体験があった。この本では、潜在能力は、訓練で自由に使いこなすことができると言われていた。
久しぶりに海で見たいい感じの朝焼け
先週末は、約1ヶ月ぶりに波乗りに行った。
メンバーも、久々に会う面々で、やっぱり波乗りって、コイサーだなと。
海で見る朝焼けは、本当に感動的。
やっぱり波乗りは、単純にスポーツと表現するものでないなと改めて感じた。
和波俊久さんに学ぶ『ビジネスモデル症候群 -なぜ、スタートアップの失敗は繰り返されるのか?』
ここ最近、スタートアップという大それた話ではないが、副業をスタートさせるにあたり、どのようなものが考えられるのか、どのようなことならば出来るのか、答えが出るわけでもないが、頭を悩ませており、書店でこの本を見つけた。
ビジネスモデル症候群 ~なぜ、スタートアップの失敗は繰り返されるのか?
- 作者: 和波俊久
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
起業するとなれば、これまでの既存のビジネスモデルでなく、何か組み合わせも含めて、これまでにない新しいビジネスモデルでなければ、戦うことはできないんだと決めつけています。この認識に特に誤りはないが、それを信じ過ぎると危険だということが語られていた。
クラウドサービスやコワーキングスペースなどの普及に伴い、大幅なコストダウンが実現されることで、世界的なスタートアップブームが進んだ。そのような背景から、感覚値として、日本国内においても起業家は増えているんだろうなと思っていたが、日本では起業家は減少しているという事実がある。起業家という狭い世界が、SNSなどのインターネットを通じて、可視化されただけであるというところ。
起業にあたって一番注意しなければならないのは、ビジネスモデルというアイデアの中身に、過剰に依存してはいけないということ。リーン・スタートアップという戦略が広く知れ渡っているが、ニーズの存在しないビジネスモデルを信じ込むと失敗する。つまり、目の付け所が悪いのに関わらず、それを信じ、走り続けれても、そこにゴールはない。
仮説を許容し、検証を繰り返し、フィードバックを反映すれば、顧客が必要とするビジネスモデルに近づくはずであるが、確証バイアスによって、信念を支持する情報ばかり集め、反証する情報を無視または集めようとしなくなってしまう。すると、確証バイアスに陥っていることに、なかなか気づかないまま、走り続けることになってしまう。
自分のバイアスの怖さもあるが、バイアスは集団化で更に強いものにある。バイアスが効きすぎると、真実が見えているのは自分だけだと思うようになり、それに気づいてる自分が素晴らしいんだという錯覚に陥る。アイデアを持つと他人と同じ考えを持てない危険性がある。直感的に手に入れた所謂ヒューリスティックな結論であればあるほど、それは真実である可能性は低いことを理解する必要がある。
アイデアを持ってしまった瞬間から無意識に確証バイアスに陥るのは仕方ない。思い込みを脱し、真のニーズを掘り当てるまで、経営が継続できれば成功へ近づくことができるが、人は変化を無意識的に拒むもの。一度自分が信じたものを変える勇気を持つことは、非常に難しく、逆のその信じたビジネスモデルという手段自体が目的化してしまう。本来はその手段を持って達成すべき問題があるのにだ。
台風とSNSが繋いだ奇跡!とあるラーメン店の超絶ドラマチックな感動の実話
お読みいただき、ありがとうございます。
2017年10月24日に起きた、こちらの件について説明をさせていただきます。
話自体は上記の記事で完結しますが、ここでは、その裏側で何を考えて、何を仕掛けた結果、どうなったかというのをご説明させて頂きます。
このストーリーの主役は「ライトニングファイヤー」という名の、中華そばとまぜそばをメインとし、みそそばやカレーまぜそばなど、フルライン的なメニューを揃えるラーメン店です。
ライトニングファイヤーは、11/17に3周年を迎えます。愛知県春日井市のJR勝川駅近くでありながら、立地的には決して良いとは言えない環境で、日々、他のラーメン店とどう差別化をしていくのか頭を悩ませ、ラーメン作りと愚直に対峙しながら、他店にはないコミュケーションを展開しており、私は友人として、過去2年ほどプロモーションをお手伝いしております。
- 2016.11 -
- 2017.1 -
- 2017.4 -
これまでも数回他イベントに出店はしてきていますが、今回の件は、こちらのイベントの出店が発端です。
このイベントは、市内を中心とした約24万人が来場する愛知県春日井市が主催する年に一度のイベント内で開催されており、ライトニングファイヤーは、認知拡大を目的として、2017年の本イベントへ出店を決めました。
春日井まつり公式ホームページ | 市民とともに創り上げるまつり
ラーメン横町の開催は今回で17回目となり、これまでも大盛況という状況でありましたが、せっかく参加させていただくに当たり、新たな顧客発掘をするべきで、そのためのプロモーションをする必要があるんじゃないかという提案をし、主催者様に快諾をいただきました。快諾いただけた理由は、そんなことしたって何も変わらないから、やりたけゃやれば、ということだったのかもしれませんが、例えそうだったとしても、その判断には感謝すべきであり、そのご厚意に応えるべく、どのようにプロモーションをすればよいかを私たちは熟慮しました。
近隣のラーメンが好きな人種は、プロモーション手法に関係なく来場されると思われ、春日井まつりという特性上、全国のラーメンファンに向けて発信しても来場が難しいため、市内のラーメンに興味がない方の目を引きつけることで、事前の認知拡大が最大化されると考え、2017年のラーメン横町はこれまでのラーメン横町とは明らかに色の違うコミュニケーションで、これまでの最高来場者数を少しでも上回ることができるようinstagramを中心にプロモーションを行いました。
◼︎販促ポスター
※右下角がライトニングファイヤー店主
◼︎公式instagaramアカウント
本イベントは通常お店では出さないメニューを販売するイベントとなり、ライトニングファイヤーはこちらのメニューで準備を進めていました。
トマトと角切りベーコンの太陽のまぜそば
角切りベーコンと豚ミンチをトマトで煮込んだ特製ミンチを極太麺にのせ、仕上げに細かく砕いたチーズをふりかけ、秘伝のタレと絡めてお召し上がりいただくまぜそば。
順調に準備が進むなか、まず、このニュースが飛び込んできました。
これによって、春日市まつり開催日と投票日が重なることが決まり、当日祭りの開催を予定していた自治体は多く、自治体によってはその影響によって中止となるケースもありましたが、春日井まつりは開催されることになり、胸を撫で下ろす。
すると、次は、こんな時期になんで上陸?しかも、この日ピンポイントで??というニュースが入ってきた。
2週末連続で日本全土に影響を及ぼした1本目の台風21号です。そうは言っても、ルートは逸れたり、スピードが思ったより遅くなるんでしょ的な超ポジティブマインドで日々天気予報をチェックしても、一向に良い情報が出てこないまま当日を迎えることになった。
- 2017.10.21 sat -
容赦なく降りしきる雨が、参加店舗のモチベーションにダメージを与え、また、集客にも大きな影響を与えていました。
近隣の恐らく徒歩圏内の方が中心だとは思いますが、こんな最悪の状況ながらもお客様に来ていただいたことには最高級の感謝をしながら、でも、やはり予想していた売れ行きを確保できず、二日目の日曜に関しては、出店自体を取りやめる店舗もあるなか、暴風警報発令とともに、ピークを迎える直前の12:00で中止。1,350食分用意して、250食販売という結果となりました。その後、嵐のなか撤去作業に追われ、心身ともに疲れ果て、ライトニングファイヤーの挑戦は終わりました。
- 2017.10.23 mon -
翌日晩、慰労を兼ねて立ち寄ると「とりあえず食材が余りまくってる(つまり1,000食分以上)からイベント用メニューだったけど、明日から店頭で売り出すわー。Twitterでも、つぶやくから、よろしくねー。」と言う店主のその顔は、お客様にも隠しきれなほどの疲労感が漂っていたが、まさか翌日この疲労が更に拡大するとは誰も知る由もない。そして、この後、予定通り店主がこうつぶやいた。
21日、22日の春日井祭り……
— ライトニングファイヤー (@Kj66P) 2017年10月23日
台風の影響で恐ろしい程在庫が余りました…
本日24日から店舗で、祭りと同じ商品を祭りと同価格の600円で提供させて頂きます。量は祭りよりも多めです。前のグルメ王座も同じ形だったので心苦しいですが…HELP ME!! 心優しい皆様、リツィートを! pic.twitter.com/b1AWJjPENb
- 2017.10.24 tue -
そして翌朝ライトニングファイヤーからLINEがあった。早くも反応があってバズってると。
これまでも同様にイベントで残ってしまって的なツイートをした過去はあったが、リツイート数は多くはなかった。だが、今回の世間の反応は、これまでと明らかに違っていた。
くっそ旨そうなので、何とかなって欲しいです。。。
— OCELOT@WRX-STI TypeS (@kufazeus) 2017年10月24日
関東圏なら人集めて駆けつけるレベルです。
ご武運を!
岐阜からぶっとばソウルで友人と伺います(`・ω・´)!
— 張っ倒すよ!⑧の人😭 (@S8___5000) 2017年10月24日
どうもはじめまして。春日井出身の自分としては看過出来ない状況ですな。金曜日か土曜日に食べに行くのでぼくの分、とっといてください。二人分食ってやんよ!
— タナカホロアキ (@horotanaka) 2017年10月24日
結果的にリツイート数は50,000近くになり、約5,000,000人にリーチし、心温まるツイートに溢れ、この夜、小雨の降る中、これまで見たことがない人の列が、店頭に生まれていた。
ラーメン横町開催の2日間が晴れていた場合、春日井まつり自体の来場者は240,000人ほどは見込め、そのなかでラーメン横町に立ち寄り、さらにライトニングファイヤーという名を目にする人の数は、多めにカウントしても2,000名前後であると思います。今回のイベントの出店の目的は、当日の売り上げではなく、認知拡大であったことを考えると、イベントで期待できたMAX効果の2,500倍のインパクトがあったんじゃないかと思います。そして、今回の残った食材は品質保持可能期間の数日前に全て売り切ることができました。ご来店ご協力いただいた皆様に感謝いたします。
なぜ、こんなことが起きたのだろうか。
いきなりキレイごとを言いますが、それは人間の持つ優しさが生んだんだと感じています。あのツイートを見て、写真の面白さで興味が湧いて、それが確実にフックにはなっていると思いますが、それだけでこの結果が生まれるとは思えません。このリツイートしてくれた50,000人の多くの方が「なんかコイツかわいそうだから、リツイートをタップするぐらいしてやるか」っていう小さな小さな優しさのひとつひとつがウネリになった結果なんだと思います。
これはinstagram上で10月9日に投稿したものです。まさかお客様に向けたこのコピーがブーメランとして戻ってくるとは思いませんでした。こんな話、よくあるっしょ、って思えるひとには何も響かないとは思いますが、ライトニングファイヤーの真横にいた人間としては、インターネットっていう体温の感じないものを通じて、人間の優しさを垣間見ることができたとてもドラマチックで感動的な出来事でした。
長文お読みいただき、ありがとうございました。
ライトニングファイヤー
春日井市旭町1-45
TEL 0568-34-2600
営業時間:[月〜土]11:30〜14:00 18:00〜23:00
[日・祝]11:30〜14:00 18:00〜22:00
定休日:水曜
これは開催日前のツイート。末尾に気になる一言。
お前ら!!!!!
— ライトニングファイヤー (@Kj66P) 2017年10月20日
会場で待ってるぜ!!!
すいません(笑)
嵐を呼ぶ店主より pic.twitter.com/DLP4OPRGA1
どうやらこの嵐(台風)は、店主が呼んだものだったらしい。
大前研一さんに学ぶ『武器としての経済学』
自分のような低学歴だと大前研一さんという存在を知るまでに時間を要す。昨年、楠本修二郎さんの本を読んだとき、大前さんの元で修行をしたという話があった。大前さんはマッキンゼー日本支社長まで登りつめた方で、元部下にはDeNAの南場さんがいる。僕らの世代では記憶が微妙だが、東京都知事選にも出馬経験があるようだが、なぜ大前さんではなく、青島幸男を都民は選んだのか不思議だ。
いま特に自分の弱点である経済学を学びたいというニーズがあり、今回はこちらの本を読んだ。
もはや、ケインズ的マクロ経済は終わった。
時代は変わったということを中心に、現在の経済のトレンドを3部構成で25ジャンルに分けて解説している。ヒト・モノ・カネが自由に国境を越え、世界を激変させている。アベノミクスは、100年も前のケインズの理論に基づいたもの。当時と環境は劇的に変わっており、日本は低欲望社会という今までに経験をしたことがない状況である。ケインズ的マクロ経済は終わった。