勝川STAND

勝川STANDは、個人事業主様・フリーランス・小規模店舗経営者様に、無料ツールを使って、撮影から制作までリーズナブルにクリエイティブを提供します。

新しい時代を生き抜く僕らしい有意義な仕事を僕もしたい

 もうコレは本当に刺激的な本でした。バイブルです。楠本修二郎さん、ありがとうございます。

ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点

ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点

 

昨年の12月頃に出会いましたが、この本でのiPhoneメモは最長です。素敵なワードが盛りだくさんでした。

もう、しょっぱなから、やられっぱなしです。

 

新しい時代を生き抜く僕らしい有意義な仕事がしたい

 

自分じゃなくていい仕事じゃなくて、自分じゃなきゃダメな仕事。自分にしかできない仕事。じゃなけりゃ意味がない。時間の無駄。とさえ聞こえてきます。新しい時代なんですよね、今。もう戻れないし、同じような時代は生きているうちはやってこない。ニューノーマルとか言われますよね。今まで当たり前に存在して、自分を守ってくれてた仕組みがどんどん崩壊していって、より人間力ってのがない人間は必要とされなくなって、AIとかに喰われてしまう時代がすぐそばに来てるのを実感します。


 

基本的には個人で商売をやられてる方、もしくは始めたい方に響く考え方が数多くありました。なのでいつか商売をと夢見てる僕にとっては目からウロコ的な本だったわけです。本を読んで早速commune246行きましたが、ホント、本に書いてるあることを具現化されたリアルな空間でした。それはまた後日レポートさせていただきます。関東エリアの方々にはお馴染みだとは思いますが。

 

Think global, Respect local.

 

うわ〜〜っていう感じでした。

 

僕はすぐにいろんなことに目移りしてしまって、世の中のいろんなことに刺激されて、真似してみたいな、なんて思って、それがマーケットを見てうまく時代を読んでいるなんて都合のいいように読み替えたりしますが、そんなことばっかり考えてないで、しっかりと地に足つけて、自分の住む町をことをしっかりと意識した店作りが必要だと。楠本さんは世界中を旅して、諸外国の良いところ悪いところを熟知されている。そんな方でもやっぱり大事にするのはその地域。地域に根ざしたグローバル時代に向けた新しいコミュニティの在り方を考えられている。地域に馴染まない店はすぐに潰れるそうです。

 

カフェはただ単にコーヒーとか食事を提供するんではなくて、その地域に新たなコミュニティを育むための存在。現代に生きる人々がスーパーポジティブに交流できる場所を提供し、地域のみんなが集まれるコミュニティの場を創る。コミュニティは味、接客以外に記憶に残る風景を創ることが重要で、日常のなかに非日常を自然に感じられる空間として存在させる。

 

カフェを存在させるためにはスタイルが必要。スタイルなきところには共感は生まれず、共感なきところにはコミュニティは生まれない。共感は魂を震わせ合い、そこから新しいアクションが起きて共振させる。ライフスタイルを一方的に提案するのではなく、みんなのライフスタイルをつないでいくことで、家でもない、職場でもない、第3の場所となる。

 

カフェのある風景で現代都市社会がいつの間にか忘れてしまった地域に根ざしたコミュニティを再生し、食を通じて新しい生活文化を共有できる場所になる。

 

 僕は今後も住んでいくつもりの町の駅前にお店を持ちたいと思ってます。


これはこの本から影響を受けたことが大きいです。

 

単純な発想ですが、駅ってその半径何メートルの人たちがその駅を中心に集まる場所。楠本さんもおっしゃられてますが、身近なひとを幸せにすることを考えるのが成功の秘訣だと言われてます。自分の色の付いていない場所で裸一貫勝負するのも男らしいとは思いますが、自分はやっぱり自分と自分の家族が一番お世話になっているコミュニティが存在するエリアで、家族や家族の友人・知人、そしてその友人・知人のためになることをしていきたいと考えます。いま自分がより幸せになってもらいたいのは子供たちで、その子供たちを育て日々奮闘している子育て世代夫婦です。

 

あと、このエリアに住むひとたちが、やっぱりこの町って良いって思えるひとつのファクターになるようなお店がいい。荒んだ町とか見るとやっぱり、住んでる人もそういうマインドになっちゃうと思うんですよ。だから、かっこいいクリエイティブなイメージを醸成したい。

 

だから、ちゃんと地域に馴染むレベルで、単純にカッコイイとか、カッコイイひとたちが集まってるな、ここ良い空間だな、ここに来たらなんかありそうだな、新しい情報が得られるな、っていう価値観のある、価格的な優位性ではない、人に寄り添ったヒューマンスケールを大事にして、これからも構想を膨らませていきたいと思います。

 

直感を大事にしろってことも言われてました。論理的な思考や、数字的なことばかりに囚われるのではなく、直感を信じて突き進む。楠本さんは直感とは違う思考になっても、結局は直感に戻ることが多いでしょ、って言ってます。そうですよね。コレって思って、それが正しいという情報を集めて、やっぱり思った通りだ、とかなるから、そんなことやってんだったら、とりあえずやれよ、ってことなんですよね。中には失敗することもあると思いますが。

 

これからもいろんな人の話を聞いたり、本を読むとは思いますが、Think global, Respect local.ってのは、ずっと大事にしていく言葉になるんだと思いました。


直感的に。