子育て世代の秘密基地「勝川STAND」

未来はこども達のためにある。であるならば、僕たち子育て世代がポジティブに生きる必要がある。

樺沢紫苑さんに学ぶ『脳を最適化すれば能力は2倍になる』

今年に入り、これまでの自分を見直し、100年ライフを謳歌できるように始めたことのひとつに、中小企業診断士の資格取得に向けた勉強があった。

 

なんでもやる前から諦めるという体質を改善しようという意味もあったが、勉強を始めてみると想像以上に資格取得の壁は高いものということが分かってきた。7科目のすべてをとりあえず1周した当たりで、勉強に取り組むモチベーションがだんだん低下しているということが、自分の意識のなかにも顕在化してきたところで、このままでは体質改善できないかもという危機感を感じ、モチベーション向上や記憶力や集中力を高めるためには、科学的に解明されていることで、自分の知らないことがたくさんあるのではないかとマインドで今回はこちらに助けを求めました。

 

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法
 

 

いいタイミングで出会えたと思います。

 

やっぱり、成功するにはルールみたいなものがあって、こういうのを見なくてもやれてる偉人はいますが、現代社会においては、科学の進歩でいろいろなことが明らかになってきているので、活用しない手はない。子育てにおいても、非常に意味のある本であったと感じました。

 

人間は勉強するということをやめれば、その時点で成長はストップし、思ったよりも早いスピードで後退していく。自分の所属する会社では、歴史あるが故に、歴史に縛られ、超年功序列型の高度成長期のままのスタイルなイノベーションのニオイがない組織で、それなりの規模のため、認知能力の高い人間が多いが、学生時代はお勉強できたはずのひとたちが、入社すると全く勉強をしない人間になっているケースが多く見られる。

 

それは結局、非認知能力が足りないからということもあるかと思う。今後の社会では、認知能力よりも、非認知能力がより必要になってくることは、大学入試や義務教育のシステムが変わるということを考えても、誰も疑いのない事実だが、そうなれば、認知能力は不要なのかというと、それは違うと思っている。

 

本人のやる気次第だが、やはり認知能力を高めることや、なにか習い事をして生き抜くスキルを持てるようにするにしても、モチベーションを維持することや、集中力を高める、もっと言えばどのようにゾーンに入ることができるのかなど、それを手助けしてあげることは親として必要なことだと思う。

 

本書では脳内で分泌されるもののうちの以下7つの物質について、それぞれ存在する意味や効果などが簡潔に記載されていた。それぞれを一言で言うと、こうです。

 

ドーパミン → 幸福物質

ノルアドレナリン → 闘争か逃走か

アドレナリン → 興奮物質

セロトニン → 癒しの物質

メラトニン → 睡眠物質

アセチルコリン → 記憶と学習

エンドルフィン → 脳内麻薬

 
今の自分の心境から、引っかかったことは以下のようなことであった。 
 

ドーパミン → 幸福物質

ドーパミンが分泌されることで人間は幸せを感じるため、脳科学的には幸せは脳の中にあって、幸せになる方法=ドーパミンを出す方法とも言うことができる。また、ドーパミンが分泌された状態だと、物覚えがよくなる。チャレンジして、達成しすれば、幸福になる。つまり、チャレンジし続ければ、誰でも幸せになれるということだ。
 

アドレナリン → 興奮物質

大きな声を出すことで、脳に刺激が与えられ、アドレナリンが分泌され、精神的な集中を高めると同時に、筋肉にも力がみなぎる。アドレナリンは、身体機能や筋力などを一時的にアップさせる身体に対する効果と、集中力や判断力を高める効果もあるが、その効果は30分もたず、また、アドレナリンジャンキー的生活は、非常に危険性があるとも言われ、バランス感が必要ということになる。
 

セロトニン → 癒しの物質

セロトニンは朝日を浴びると合成され、今日1日頑張るぞという気持ちにさせる。特に、朝起きてから2〜3時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれ、最もイキイキと活躍してくれる時間帯のため、集中するに適当な時間と言える。
 

アセチルコリン → 記憶と学習

なにかの目標に対して、やる気が起きるまで待つというスタイルは、脳科学的には正しくはない。むしろ、やる気がないのなら、とりあえず始めてみるが正しい。頑張ってでも始めることで、側坐核に刺激を与えることになり、アセチルコリンを分泌し、どんどん気分が乗ってくる。とりあえず、チャレンジしてみるというのは、科学的にも大事なことだった。
 
たった30分の昼寝で、脳のパフォーマンスは30%以上も回復する。眠い目をこすりながら耐え忍ぶのではなく、眠いときは寝てリフレッシュすることのほうが断然効率的だということ。
 
アセチルコリンの分泌によって、海馬からシータ波が放たれ、結果として記憶力・発想力アップにつながるよう。また、アイデアを生み出すのみも役立つ物質である。
 

エンドルフィン → 脳内麻薬

エンドルフィンは究極のストレス解消物質と言われている。過度のストレスがかかった時や、相反する心穏やかなリラックスした状態でも分泌される。マインドフルネスで、キレイなα波が出て、エンドルフィンが分泌されるため、ポジティブな脳を作るだけでなく、ストレスを解消するのにも効果的な手法である。さらに、記憶力アップ、想像力アップ、集中力アップにも繋がるため、フロー状態に入るために必要不可欠な物質である。人に感謝する、される、役に立つ、貢献するなどで、報酬系扁桃体が刺激され、ドーパミンやエンドルフィンが分泌される。

 
 
それぞれが上記のような役割があるが、どれかが突出していても、それはそれで体に異常をきたす。例えば、ドーパミン過剰分泌で幻覚が出るし、ドーパミンが生成できないとパーキンソン病の危険性が高まる。 脳内物質はバランスが大事で、また、脳に反する行動は、サイドブレーキをかけたままでアクセルを踏むようなものであることを理解して、今回の知識を有意義なものにしたい。