勝川STAND

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レイマック豊田礼人さんに学ぶ、中小企業が自由になるためのマーケティング思考「売るためセブン」

勉強しようとその気になれば、世の中には情報に溢れていて、いろんなメディアから有益な情報をいつでも取り出せる。努力次第で情報を得ることができる時代。マーケティング関連の情報を得たいと思えば、書店には多種多様な本が書棚に並んでいて、目的さえ持っていれば、タイトルから選ぶこともでき、Amazonで買う人であれば、リコメンドで自分の欲しそうなタイトルを簡単に見つけ出すことができる。インターネット上には、無料で良質なコンテンツが山ほどある。

 

でも、国内企業の99.7%、従業員数で言えば約7割が中小企業という実態があるなか、中小企業が主役であったり、中小企業の実例をもって説明されているというマーケティング関連の書籍に出会うことは非常に少ない。基本的にはビッグネーム企業のニュースや経済誌で目にするような結果に対しての裏側の話であったりすることが多い。それを知ること自体悪いことではないし、知っておくべき重要なポイントであると感じるけれど、でもそれって僕らのような会社に置き換えても大丈夫なの?と感じることも多い。

 

ステージが違えば、やるべきことも違うんじゃないか。そう思うひとも少なくないと思います。

 

今回、コチラの本を読みました。

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『小さな会社の売るため7(ウルタメセブン)』

 

著者は名古屋を拠点に活動されている「レイマックコンサルティング」代表の豊田礼人さん。

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豊田さんは中小企業診断士であり、自主セミナー連続50回開催、月刊会報誌120ヶ月連続発行、110人超の起業家インタビュー、週刊メールマガジン700週間連続発行するなどマーケティングブランディング戦略の立案が専門分野のコンサルタントこの書籍では、売上を伸ばすための必須項目として以下の7つのパートに分けて、マーケティングの重要性を説いています。

 

1 WHO 誰に?

2 NEEDS ニーズ

3 STRENGTH 強み

4 DIFFERENCE 違い

5 NAME & DESIGN 名前とデザイン

6 SELF IMAGE セルフイメージ

7 PROMOTION 宣伝広告

 

それぞれについて端的にまとめられていて、書店に行ってもどれから読み始めればいいか分からないという人でも、サクサク読み進められ、また、書店に並ぶマーケティング関連の書籍とは違い、それぞれの項目で例に挙げられている成功事例のほとんどが、中小企業の事例となっていて、かつ、その事例のほとんどが豊田さんご自身がヒヤリングしてきた企業であるので、なによりリアリティがある。

 

先日、編集者の佐渡島庸平さんが、あるメディアでこのようなことを言ってました。

 

人間は、自分ができそうなことしかやらない生き物。

 

「あ、これ自分にもできそう」と思えることしかトリガーにならない。スケールの大きすぎる事例を聞くと、なるほどそういうことかと感じることがあっても、尊敬の念が先に立ち、いまいち自分事化するのが難しい。その立場に立って考えるということが難しいし、実践できることも少なく、したとしてもステージが違う状況で、成功に結びつくかは何とも言えない。自分たちに置き換えてイメージのできる規模の企業の成功事例を学ぶということは、今後の成長において非常に有効なことだと思います。

 

豊田さんはこれまでに110人超の起業家へ、成功事例やマインドセットなどのインタビューを続けてこられています。その原液が入った『小さな会社の売るため7(ウルタメセブン)』。縛られているものから自由になるためには、マーケティング力が必要と豊田さんは言っています。そんなワードが響いたり、ご自身の会社の未来を真剣に考える経営者や起業を考えている方は是非ご一読を。

 

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定期的に開催されている自主セミナー。11月には通算50回目となる「共感時代のコツコツ流仕事術」というタイトルのセミナーが開催されます。こちらも是非。

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