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ポケモンGOをマーケティング側面から紐解いた2時間

今日は名古屋商工会議所でこちらのセミナーを聴講させていただきました。

 

ポケモンGOが明らかにする若者市場を開拓する方法」

 

講師は理央周さん。「りお めぐる」さんと読みます。結構、普通に本屋さんでお見かけしてたスペシャルな方でした。そんな方のお話が聞けるチャンスを与えていただき、上長に感謝です。

 

最近だとコレが一番印象に残ってます。

なぜ、お客様は「そっち」を買いたくなるのか?

なぜ、お客様は「そっち」を買いたくなるのか?

 

理央さんが代表を務められているのはコチラの会社になります。  

www.businessjin.com

 

名古屋の商工会議所のレベルに合わせてなのか、結構、マーケティングの初歩的なところの解説も交えながら、マーケティングとは?という話をポケモンGOの実例をベースに進行していきました。

 

自分のなかで、心に留まったワードを備忘録的な側面で紹介させていただきます。

 

顧客が価値を感じるタイミングは、モノ自体に備わるスペックなどの機能レベルにではなく、その機能レベルを認識してから付加価値などそのモノを使って発生するコトを期待して判断される。

 

防水のスマホがあったとして、防水という機能面はあくまで機能だけで、その機能面があるから、いつものあのシーンで使えそうだから、その防水のスマホが欲しいという気持ちになる。こんなすごい機能を開発したから是非買ってください!では響かないということです。購入後にライフスタイルにどんな影響を与えるのかを訴求する必要がある。

 

顧客体験時の利益(得るもの)と犠牲(失うもの)とのギャップが顧客価値

 

ポケモンGOで言うと、まず失うものは初期導入という点はお金はかからないので、ゲーム中に必要な時間とかが犠牲となるかと思います。その犠牲はプレーに掛かる時間になるわけですが、隙間時間とか、そもそも楽しんでる時間になるので、それほど犠牲を払っているという感覚はない人がほとんどだと思います。本来なら、時間はお金よりも貴重だとは思いますが。逆に、得るものは、外に出ることによる健康的な動きや、キャラクターを保有する喜びや、レアキャラ捕獲などの優越感などが挙げられるかと思います。このケースは失うものはほとんどなく、逆に得られるものがそのままプラスになるため、顧客満足が高い。ただし、ポケモンGOは効率的に遊びたいと思うと、課金してアイテムを買うフリーミアムというトラップも潜んでいるので、注意は必要。

 

イノベーションは技術革新と固定観念に囚われない組み合わせ

 

マーケットで勝つ方法は、新しい技術を開発するということだけではなく、今まで普通に存在していた技術を組み合わせることで、それらは新しいものへと変化し、競争力が生まれる。ポケモンGOではポケモンという圧倒的知名度のコンテンツに、スマホによる正確な位置情報とARというITの組み合わせによって唯一無二なゲームとなり、ブルーオーシャンを開拓することができた。

 

マーケティングとは、自然に売れる仕組みのことである

 

企業の使命は顧客の創造であるとドラッカーは説いています。そのためにはマーケティングイノベーションが必要不可欠で、その二つを向上させることで、セールスを不要にすることが究極である。つまり、何もしなくても自然に売れるというスキームを作るということ。購買動線などをイメージして、いかに販売を省力化し、それが結果的に自然に売れることに繋がる。

 

長期視点の顧客体験を妄想し、金を掘るんではなくて、Levisになる

 

1848年のアメリカ・カリフォルニアで起きたゴールドラッシュ。金を掘り当てるという欲求がある人たち、一攫千金以外に何を求めているのか。そこでお客様が本当に欲しいのは何かを考えることができたのがLevis。金を掘るためには大きな労力がかかり、それに耐えうる作業着が必要だったことに気づくことができた。しっかりと顧客視点の発想を持ち、顧客が今なにを欲しがっているのかを考えることでビジネスチャンスは拡大するということ。

 

ある部分、ポケモンGOは引きこもることが多かった層を家の外に出すというライフスタイルの変化までも提案した。マーケティングは人を動かすことが大事である。

 

自分自身アカウント・エグゼクティブという立場であるため、お客様の立場になって物事を考えるということは日頃から行っているけど、やはりそいうった顧客視点の発想は非常に大事で、それはB2Bであろうが、B2Cになっても忘れていけないこと。自分というものを持ってライフスタイルを提案することも必要だけど、自分が売りたいものを売るだけじゃなく、顧客が欲しいものを売らなければ、売上を立てることは出来ても、利益をえ得ることは難しいということを改めて認識したセミナーでした。

 

理央周さん、貴重なお時間をありがとうございました。