勝川STAND

勝川STANDは、個人事業主様・フリーランス・小規模店舗経営者様に、無料ツールを使って、撮影から制作までリーズナブルにクリエイティブを提供します。

『〔エッセンシャル版〕行動経済学』で人間の非合理的な側面を学ぶ

僕は、将来的に店舗経営ということに、強い興味があります。

 

ただ、これまで業界には捉われてはいないものの、プロモーションという文脈のなかでの法人営業という経験しかありません。また、自分自身、身体が強いわけではないので、なるべく先人たちのTipsを効率良く吸収したいという気持ちがあって、書籍を中心に情報を収集をしていたなか、行動経済学に出会いました。

 

それは2017年、セイラー教授がノーベル賞を受賞されたタイミングあたりから、書店でよく目にするようになったのがきっかけだったと思います。そこから、気にはなりながらも、手をつけるには時間がかかってしまい、今年に何となく手にした「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」を買ったことから、興味が深くなっていき、今回の本を読みました。

 

〔エッセンシャル版〕行動経済学

〔エッセンシャル版〕行動経済学

 

 

人間は、矛盾を抱える特異な生き物。

 

合理的に物事を判断しているように見えて、実はそうではない全く合理的判断を欠くことが、自分たちの経済活動のなかにある。意思決定は利益とコストの合理計算だけで成り立ってるわけではない。

 

行動経済学は、経済学に社会心理学社会学神経科学、進化生物学などの知見の集合体。料理人であれば包丁の使い方、美容師ならハサミの使い方、大工ならインパクトの使い方のそれぞれを学ぶことと同じように、商売人であるならば行動経済学を学ぶことはマストなんじゃないかと思います。人を相手にするのであれば、人の心理を先読みして選択肢を与え、ある程度、自分の思う絵を描いておけることは、武器になるはず。

 

個人の意思決定には様々な制約があり、それを限定合理性という。合理性は、置かれた状況や場面によって、左右される。インセンティブは、経済分析において基本となる概念で、市場の多くが金銭的インセンティブによって支えられているが、行動経済学的には意思決定はその他にも社会経済的、心理的要因が影響を与えており、非金銭的なモチベーションを生むことがある。

 

インセンティブとモチベーションには、内発的なものと外発的なものがある。時に内発的なモチベーションは、外発的なモチベーションによってグラウディングアウトされることもある。慈善的寄付の動機は、外発的なイメージモチベーションであり、寄付は他者に自分が善良な人間であることをシグナリングする手段。

 

私たちは他の人が自分よりも恵まれていることや、逆に不幸であっても、不平等であるという結果を嫌い、それを不平等回避という。不平等回避には、優位の不平等回避と劣位の不平等回避があり、後者の方が強烈な不満を抱く。意思決定をするとき、集団の平均的な意思決定と思われる社会的参照点を提示されると、自らの消費量をそこに合わせようとする傾向がある。

 

人間は他者を模倣し、群れを形成し、行動をともにしようと思うもので、これをハーディング現象というが、それは規範的要因、情報的要因の二種の要因によって引き起こされる。ハーディングするのは、集団に加わることで安心感を得たいからであるし、慣習に従って間違えるほうが、慣習を破って成功するより評判は傷つかないというメリットがある。ハーディング現象は、迅速な意思決定の手段で、それをヒューリスティックという。

 

選択肢を与えすぎるのは、判断できない状況を生む。現代社会では、選択肢の過負荷は特に深刻で、情報の過負荷がより顕著。しかし、意思決定を急いでする時、持っている情報全てを検討するわけでなく、簡単に手に入る情報に頼り、これを利用可能生ヒューリスティックと言う。人間は目にした情報の最初と最後を記憶しやすく、これを初頭効果と親近効果という。お得な業者がいると分かっていてもスイッチングをなかなかしないのは、先延ばしにしているだけじゃなく、利用可能性ヒューリスティックも作用していて、私たちはすでに知っているものにしがみつく。人は類似性がありそうに見えるというだけで、もっともらしい関連性を見つけてきて、勝手に思い込みを始める。

 

リンダ問題が連言錯誤の証明(リンダ問題が初耳の人は、是非調べてみてください)。代表的ヒューリスティックを使って、もともと持っている筋書や固定観念に判断を合わせる。新たな情報に接しても従来の考えを修正しないのは代表的ヒューリスティックが強いタイプ。参照点を現在に置くことが多いのは、現在の状況を変えるのを避けたがる傾向があり、現状維持バイアスという。企業や政策立案者は、現状維持バイアスを利用して私たちの意思決定を操る。

 

入手するすべての情報に基づいて選択するのではなく、すぐに入手できる情報をもとに選択し、利得よりも損失を過大に評価する損失回避性があり、期待する効用が最も高い選択肢を選ぶ。その意思決定多くはは、今という参照点からの変化に基づいている。また、たとえ報酬が大きくなると言われても、今すぐにもらえる報酬を好む現在バイアス。現在の誘惑に抗うのは難しい。

 

お金はいつ、どこで使うかに関わらず、全く同じ価値がある代替可能物とは認識されていない。宝クジの当選金と、働いて稼いだお金とは違う。メンタルアカウンティングが働くということは、経済的意思決定に対する評価が状況に左右されることを示す。なぜ人が長期的に自らの利益を最大化する行動が取れないのかは重要な課題。

 

何かを決めかねているとき、感情が決定打になることがあり、感情ヒューリスティックと呼ばれる。ヒューリスティックは迅速に意思決定するためのルールであり、優れた判断にも、失敗の原因ともなり得る。衝動的な感情的反応は、狩猟採集時代には生存に重要な役割を果たした。特に認知能力にあまり自信がない人は、感情に頼る傾向がある。また、ストレスを感じている熱い状態のほうが、感情や直感的要因に圧倒される。人間は生まれつき楽観的に考える傾向があり、社会の持つ空気感も意思決定に影響を及ぼす。

 

人は、現状維持を好む傾向があるため、デフォルトオプションをうまく使うべき。デフォルトオプションを最適な選択だとシグナルが受け取るのかもしれない。スイッチングを避ける傾向があるがあるのも、現状維持バイアスの影響。スイッチングを促すには社会平均を提示し、社会的ナッジを効果的に使う。逆に平均より低いひとは平均値に上げる傾向もあり、総数として変化がないこともあるため、目的に合わせてナッジを効果的に使う。

 

行動経済学は人間の持つクセみたいなものが集約されている。そのクセの多くが合理的な判断を欠いて、ある意味間違っていると自分で気付いているにも関わらず、意思決定をしているようなもの。本書を通じて、人間は基本的に面倒がとにかく嫌いで、合ってる間違ってる関係なく、早く、そして簡単に意思決定をできることを望む生き物であるということを学んだ。引き続き、行動経済学について、学びを深めていこう。

 

〔エッセンシャル版〕行動経済学

〔エッセンシャル版〕行動経済学

 

 

 

レイマック豊田礼人さんに学ぶ、中小企業が自由になるためのマーケティング思考「売るためセブン」

勉強しようとその気になれば、世の中には情報に溢れていて、いろんなメディアから有益な情報をいつでも取り出せる。努力次第で情報を得ることができる時代。マーケティング関連の情報を得たいと思えば、書店には多種多様な本が書棚に並んでいて、目的さえ持っていれば、タイトルから選ぶこともでき、Amazonで買う人であれば、リコメンドで自分の欲しそうなタイトルを簡単に見つけ出すことができる。インターネット上には、無料で良質なコンテンツが山ほどある。

 

でも、国内企業の99.7%、従業員数で言えば約7割が中小企業という実態があるなか、中小企業が主役であったり、中小企業の実例をもって説明されているというマーケティング関連の書籍に出会うことは非常に少ない。基本的にはビッグネーム企業のニュースや経済誌で目にするような結果に対しての裏側の話であったりすることが多い。それを知ること自体悪いことではないし、知っておくべき重要なポイントであると感じるけれど、でもそれって僕らのような会社に置き換えても大丈夫なの?と感じることも多い。

 

ステージが違えば、やるべきことも違うんじゃないか。そう思うひとも少なくないと思います。

 

今回、コチラの本を読みました。

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『小さな会社の売るため7(ウルタメセブン)』

 

著者は名古屋を拠点に活動されている「レイマックコンサルティング」代表の豊田礼人さん。

raymac.jp

 

豊田さんは中小企業診断士であり、自主セミナー連続50回開催、月刊会報誌120ヶ月連続発行、110人超の起業家インタビュー、週刊メールマガジン700週間連続発行するなどマーケティングブランディング戦略の立案が専門分野のコンサルタントこの書籍では、売上を伸ばすための必須項目として以下の7つのパートに分けて、マーケティングの重要性を説いています。

 

1 WHO 誰に?

2 NEEDS ニーズ

3 STRENGTH 強み

4 DIFFERENCE 違い

5 NAME & DESIGN 名前とデザイン

6 SELF IMAGE セルフイメージ

7 PROMOTION 宣伝広告

 

それぞれについて端的にまとめられていて、書店に行ってもどれから読み始めればいいか分からないという人でも、サクサク読み進められ、また、書店に並ぶマーケティング関連の書籍とは違い、それぞれの項目で例に挙げられている成功事例のほとんどが、中小企業の事例となっていて、かつ、その事例のほとんどが豊田さんご自身がヒヤリングしてきた企業であるので、なによりリアリティがある。

 

先日、編集者の佐渡島庸平さんが、あるメディアでこのようなことを言ってました。

 

人間は、自分ができそうなことしかやらない生き物。

 

「あ、これ自分にもできそう」と思えることしかトリガーにならない。スケールの大きすぎる事例を聞くと、なるほどそういうことかと感じることがあっても、尊敬の念が先に立ち、いまいち自分事化するのが難しい。その立場に立って考えるということが難しいし、実践できることも少なく、したとしてもステージが違う状況で、成功に結びつくかは何とも言えない。自分たちに置き換えてイメージのできる規模の企業の成功事例を学ぶということは、今後の成長において非常に有効なことだと思います。

 

豊田さんはこれまでに110人超の起業家へ、成功事例やマインドセットなどのインタビューを続けてこられています。その原液が入った『小さな会社の売るため7(ウルタメセブン)』。縛られているものから自由になるためには、マーケティング力が必要と豊田さんは言っています。そんなワードが響いたり、ご自身の会社の未来を真剣に考える経営者や起業を考えている方は是非ご一読を。

 

▼無料版のダウンロードはこちらから▼

raymac.jp

 

定期的に開催されている自主セミナー。11月には通算50回目となる「共感時代のコツコツ流仕事術」というタイトルのセミナーが開催されます。こちらも是非。

raymac.jp

 

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kotsukosuryu.thebase.in

 

ファミリーで南紀白浜「アドベンチャーワールド」行くなら『SHIRAHAMA KEY TERRRACE HOTEL SEAMORE(ホテルシーモア)』が絶対にオススメ

僕たち家族は、夏休みには嫁の両親とともに国内旅行をするのが定例化してまして、2018年は南紀白浜の「アドベンチャーワールド」に行くことになりました。

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詳細は語りませんが「アドベンチャーワールド」は、たまにパンダ絡みでメディアで目にすることがあると思いますが、魅力はそれだけじゃありません。いろんな動物との距離が近く、それは事故が起きてしまうレベルなんじゃないかとコチラが心配するレベル。子どもも大人も感動するテーマパークです。特にイルカショーとかのレベルも国内随一だといつも感動します。

 

で、宿を探しだすと、最近改装したというこんなイケてるホテルを発見!

www.keyterrace.co.jp

 お〜〜

めっちゃいい感じだわ〜

 

すぐに、かなりイケてることを確認し、ほかを比べるまでもなくこちらに決めました。結果的にその直感的な判断は間違いありませんでした〜

 

僕たち家族のホテル選びは、コストだけとか、飯が美味いとかそういうことよりも、バエるかを軸に、子どもにとっても楽しめるホテルであるか、が選定ポイントになります。バエるところに子どもたちを連れて行くということにも意味があると思ってます。

 

では、イケてたポイントについて、テキスト少なめに端的にスパスパ紹介していきます〜〜

 

まずはエントランス。

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贅沢な空間だな〜

ホテルシーモアは、なにかと開放感があります。

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こちらで受付して

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館内で着る浴衣も選べたりします。

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ロビーも贅沢なつくりだな〜

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スモーカーを閉じ込める部屋も、贅沢だわ〜

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ホテルシーモアの最もバエるポイントはこの「インフィニティ足湯」。

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是非、サンセットタイムに。

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個人的には、このテラスが一番最強でした。

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すごくいい空気感。

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リゾート感、出てます。

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このテラスでも食事もできますが
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僕たち家族は、こちらでバイキングを楽しみました。

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幅広いジャンルが揃ってて、美味しいものも多かった印象です。


さて、ここからは子どもたちが喜ぶエリアの紹介です。

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2Fにある無料で楽しめるプレイルーム。

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(↑すいません、これは100円かかります)

ビリヤードもあるんです。大人も楽しめます。

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僕たち家族は、こちらのプールも含めて半日遊びました。 

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地下に行くと、こういうところもあります。

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家族でこんなに楽しませてもらって、ほんと、ありがとうございました。またリピートしたいです。個人的には、星なんちゃらリゾートのリゾなんちゃらとかより、満足度高かったです。

 

まだお子様が小さいファミリーで「アドベンチャーワールド」ついでに宿探しをしていたら行、絶対に「SHIRAHAMA KEY TERRRACE HOTEL SEAMORE(ホテルシーモア)がオススメです!

www.keyterrace.co.jp

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吉田健太郎さん『スマホマーケティング』スマホで変わったのはコミュニケーション領域であることを理解する

僕たちの生活はスマホが登場して劇的な変化を遂げた。スマホは近代社会の大発明。

 

イノベーターを中心に広まり、約10年で今となってはF3M3でも利用されだしてきた。ポストスマホを巡っては、スマートウォッチやVRゴーグルなど様々なテクノロジーが登場しているけど、まだまだスマホの覇権は続くと思う。そんななか、ここで改めてスマホ中心のマーケットについて見識を深めるために、こちらの本を読みました。

 

スマホマーケティング

スマホマーケティング

 

 

僕はセールスプロモーションという文脈のなかで生きている人間で、なかでも紙メディアに寄った企画営業をしておりますが、どんな企画を考えるにしてもカスタマージャーニーのなかで、スマホを経由していないということを想定するのは、ちょっと難しいです。絶対にどこかでスマホから情報を得て、それが意識決定につながっているかと思います。以下、本書を通じて気になったことを備忘録的にまとめさせていただきます。

 

1日の10%はスマホに触れているそうです。スマホによって一人ひとりのワガママが叶えられるようになった。なんですが、スマホ、ポストスマホ時代になっても、生活者の本質は大きく変わらなく、楽で便利な環境に置かれると人はどんな行動を取るのかを掴むことがマーケターにとって重要なこと。

 

多くの人がスマホを持つようになった本質価値は、コミュニケーション領域にあると著者・吉田健太郎さんは説いたのですが、一番なるほど〜と感じました。これを頭に入れておくことで考えるべき方向が定まりやすいと思います。1対1の通話から、1対1がメインのメールに移行し、そして1対Nを当たり前にしたLINE。大事な人と繋がっていられることに加え、常にコミュニティの一員でいられる、仲間と一緒にいる実感が得られる状況に変わった。オウンドメディアでは、自社サービスを網羅的に記載するのが一般的ですが、誠実な対応をしていても、ユーザーからすると情報過多になっているケースが多い。SNSはオウンドメディアよりも情報が少ないけれど、無駄を省き整理されているため、何これ?から、あーそういうことね、までの理解を完結するには十分なツールになっている。言わずもがなですが、ここ日本のSNSはLIFT=LINE Instagram Facebook Twitter が中心に語られることが多い。でも、自分の世代である30代男性でLINE以外のSNSやるのって、4分の1程度という統計がありました。もっとリーチできてると思ってました。

 

情報が爆発し過ぎて、生活者は頭で考えることが必要なスペック情報よりも、感覚で理解できる、自分と近い存在と感じる人の情緒的な情報を好むようになりました。SNSにはリスティング広告がないことも生活者のメリットになる。生活者の多くは使う機能やサービスは決まっていて、各キャリアの容量制限が入ることで、大事なもの、必要なものだけに絞ることを消費者は意識し始めた。スマホは自身による最適化された情報が集まるものになっている。これを筆者は「セルフキュレーション」と呼んでいた。

 

現在、スマホサービスで伸長しているのは、ニュースまとめサービスと、フリマアプリ。スマホはコミュニケーションという土台によって、情報が一人ひとりに最適化して届けられるパーソナルメディア。

 

スマホによって忙しくなった現代人。スマホは暇つぶしではなく、時間吸引装置。スマホでとても忙しくなり、時間が足りなくなった。スマホは、気がついた時には買いたくなって売り場まで案内されている川メディアであり、気がつくとハマっている状態にさせる泥メディアという側面がある。現代においては「自然に耳に入る」よりも「自然と目が止まる」という経験が増えてきている。指は脳での思考を経由せずにクリックすることが多い。自分のスマホには、自分向きの情報で溢れているという意識でスマホに触れていて、言わばスマホは自分専用のインタラクティブな雑誌。それゆえ、情報を発信する側は、やみくもに数多くのメッセージを発信するのではなく、企業が言いたいことを、ターゲットが反応しそうなことに変換して、どこでターゲットに接触するのか、どこでどんな人にどのようにコンタクトを取るのかを十分考えて、アプローチする必要がある。

 

スマホによって、Amazonダッシュを始めとする買い物を高速化するインスタントショッピング、リアル店舗で確認してネットで買うハイブリッドショッピング、それとは逆のネットで情報収集したうえでリアル店舗で買うO2Oショッピングが増えている。自分の目的に応じて無駄を効率化できる世界になった。スマホによって買わずとも分かるような気がする環境が整備されたけど、実際の体験は購入を決める上で非常に重要プロセス。

 

自分に強い意志が無ければ、世の中の評価や声で価値が決まっていく。多くのものが以前より簡単に手に入るようになり、モノの価値が低下した。そういう環境下では、買い物をデザインすることで価値を大きく変化させる必要がある。情報が増えて、興味とのマッチングがされるようになると、逆に購買というアクションのハードルが高まる。簡単に自分の目的達成ができる機会が増えるが、可処分所得が増えていないため、購入を躊躇するという回数は増加する。限定という買うべき理由をつくり、自分にとっての納得感を醸成する。現代人の買う理由は大きく3つある。

 

SNS映え、乗っかり→話題共感型

②後で高く売れるかも→投資回収型

③今だから、最後の1つ→タイミング型

 

接触メディアは多様化したけど、生活者のお財布ボリューム=可処分所得は大きく変化していない。最近では得したいよりも、損したくないという意識が強く働く。どれだけ買いたいをつくり、買いたいを肯定できるかが重要。ごく一部分だけの理解でわかったと感じることが、企業側と生活者の間で大きなギャップになっている。スマホマーケティングでは、気になる→わかる→興味の顕在化を軸に考え、間違いないパーセプションを生むために、興味深い理解を与え、利用シーンの自分ゴト化を想起させるコンテンツ作りをする必要がある。

 

スマホによってデジタルは完全に生活の一部になった。スマホは大事な家族や仲の良い友達とコミュニケーションをすることが中心のもので、とてもプライベートな空間であることを理解し、他のメディアやデバイス以上に生活者との’会話’を意識する。そして、多くの消費者は正しい情報を細かく正確に知りたいわけではなく、生活者の分かりたいのほとんどは分かった気になりたいというニーズなんだと理解する。

 

これから数年も確実にスマホ中心のマーケティングが必要ではあるけれど、これだけ便利になった世の中であるのに、映画の興行収入が減らないのは、リアルに誰かと一緒に見ることや、先行して見ることの価値が高いということを証明していて、デジタルで完結するからこそリアルに経験するということの価値が高くなる。メディアの使い方もデジタルとリアルのバランスを考え、デジタルか紙ではなくデジタルと紙、など一点集中ではないコミュニケーションを心がけて、これからも生活者の変化についていけるよう準備をしていきたい。

 

スマホマーケティング

スマホマーケティング

 

 

 

 

愛知県春日井市『カフェ・サキーナ』グリーンに囲まれてスペシャルティ・コーヒーを愉しむ

2018年9月8日(土)愛知県春日井市の桃山町にオープンした『カフェ・サキーナ』に家族で行ってきました。

 

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www.instagram.com

 

場所はこちら。

www.google.co.jp

この住所をナビに入れて行こうとしたのですが、僕の車のナビではうまく表示されませんでしたので、その場合はGoogle Mapを使ってください。

 

営業時間は11:00から17:00ということで、僕たち家族は15:00ぐらいにお茶しにいく感じでお邪魔しました。ランチは月替わりでメニューを2種用意されていて、9月はこんなメニューでした。

 

オポルアヤム _ 980 yen

チキンと野菜を数種類のスパイスとココナッツミルクを煮込んだ料理。

・バッワン(インドネシアかき揚げ)

・ガドガドドレッシングサラダ

 

アッサンジャワ _ 1,180 yen

ラム肉を数種類のスパイスでじっくり柔らかくなるまで煮込んだ薫り高い一品。

・バッワン(インドネシアかき揚げ)

・ガドガドドレッシングサラダ

・本日のスープ

 

ここまで読み進めて頂ければ、なんとなくお気づきだと思いますが、いわゆる一般的なカフェとはコンセプトが異なります。島国であるここ日本では馴染みがあまりないですが「ハラール料理」がメインのカフェ。

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ハラール料理」とは、イスラム教徒(ムスリム)の方たちが食べている食べ物のことで、全面的に豚肉とアルコールが禁じられています。特に豚肉については厳しく禁じられていて、豚そのものを食べなければ良いというような単純なものではなく、豚から派生したすべてのもの、および豚と接触した食品もすべて禁忌とされています。

 

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お店の雰囲気は、グリーンに囲まれたとても居心地がいい空間になってました。店主のセンスの良さを感じます。

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あまり目にしたことのない多肉植物もたくさんありました。

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僕たち家族は、コーヒー、ココア、カフェラテとサキーナおすすめのカヤバタートーストをオーダー。

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カヤバタートーストは、ココナッツから作られたカスタードクリームにも似た、シンガポールで愛されているトーストです。僕の家族はココナッツが苦手なんですが、そんなひとでも美味しく食べられました。他のお店ではあまり見ないので、サキーナ行ったら食べておくべきメニューかと思います。

 

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コーヒーは浅煎りのエチオピア産オーガニックコーヒーで、日頃から浅煎り中煎りを好む自分としては、春日井でスペシャルティコーヒーを飲めて幸せでした。

 

店主は元々イラストやグラフィックデザインなどを生業としていて、指先が器用なこともあって、聞けばお店の内装のほとんどが店主によるものだそう。

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DIY好きなら、店主からいろいろ教えてもらいにいく目的でも楽しめるかと思います。

 

こんなに素敵なお店が春日井にできました。

みなさんも、ぜひ。

 

カフェ・サキーナ

愛知県春日井市桃山町3061-1

@cafe_sakina

https://www.instagram.com/cafe_sakina/

本間充さんに学ぶ、脱・規模優位時代に必要な「シングル&シンプル マーケティング」

今年の4月に、宣伝会議主催の「アドタイデイズ」で本間充さんが登壇されているセミナーに出席しました。そのときのパフォーマンスが圧倒的で、マーケティングという文脈を学ぶには、このひとをフォローしていくべきであると強く印象付けられました。

 

そんな中、先日こちらの本が発売となりました。

 

「シングル&シンプルマーケティング」というのは、本間充さんが提唱されている現代に必要なマーケティング手法のこと。サブタイトルには「個客に深く長く寄り添い、利益を伸ばす」とあります。高度成長期が終わり、国内市場がスケールしていかないことが決定している現代においては、圧倒的にLTVが大事が、それをまず頭に入れてマーケティング活動をしていく必要があって、その重要性を説いている本になります。

 

なんでも多い方がいいとするのは、マーケティングではなく、思考停止とも言えるような判断基準。一昔前で言えば、ホームページの訪問者数が増えるのはただインターネットの利用者が増えていただけで、当然のこと。でも今後は人口増による利用者の増加はなく、お客様の数は根本的に増えないと認識しておく必要がある。そうすれば、自然と戦略がこれまでとは異なってくるはず。

 

日本市場は人口減だけでなく、世帯年収というマーケットにとって大切な数値も下降している。世帯年収の中央値は下降し、もはや国民総中流ではなくなり、昨今のマーケターは自分とは異なる属性の生活者をマーケティングのターゲットにしなくてはならないことが多い。多様性が広がり、日本のマーケティングの世界には、見本的な、代表的な日本人像がなくなっている。また、今後は、国内市場においてもグローバルマーケットが作られていく。市場の中心はあくまで日本人だが、インバウンドを始め、国内在住の外国人も年々増加しており、近い将来、移民ということも現実となる可能性もある。

 

今までは国民総中流=ほぼみんな同じ暮らし、年齢毎のライフステージが同じだった。日本は高度成長期を終え、モノが足りない時代から、自分に相応しいモノを探す時代になった。そして、一人ひとりに向き合って欲しいというお客様の意識が過去より高くなってきている。生活者の価値観が画一的ではなくなり、マスマーケティングが機能しにくい時代に突入した。一番売れているものよりも、一番相応しいもの。マスマーケティングでは、多くのお客様が集まるグループに目を向けるばかりに、今支持してくれているお客様を時に見捨ててきた。そして、それがブランドの統一性を壊し、ブランド価値の弱体化を招いてきた。規模が優先されて、規模が市場で勝つためのファクターとなる時代が終焉と迎えた。

 

デジタルメディアに投資を集中させるのは行き過ぎで、お客様が利用しているメディアを状況に合わせて活用し、すべてのメディア、タッチポイントを含む総合的なデジタルを活用したマーケティングが必要。今求められているのはデジタルマーケティングではなく、マーケティングのデジタル化。印刷物でも、コミュニケーションしたい相手に個人ごとに丁寧なコミュニケーションできる時代になった。

 

これからは誰をターゲットにするかが問題。勘や経験ではなく、マーケティングを科学的に行う必要がある。マーケティングは、アートとサイエンスが融合したビジネス。これまでのマーケティングは4Pのうちのプロモーションに集中してきた。ターゲットを理解して、そのターゲットにとって価値のある商品は何か考える。マスマーケティングでは生活者毎に価値観に大きな違いがない前提で進んでいたが、人口減少社会においては、市場占有率を高めた、自分たちが優位にマーケティングを行うモデルは崩れた。一定規模の顧客数、契約者数に対して長い時間軸を取ることで、これまでとは違う方向で規模を拡大するLTVというマーケティング市場占有率の持つ意味が低下し継続時間が重要な時代になり、これからは時間軸方向に拡大するマーケティングが求められる。これからはモノから提供されるサービス的な価値も個人毎に大きく変わる可能性があり、パーソナル化されるものが増え、求められる。

 

マーケターはお客様から見て、その領域のコンシェルジュになる必要がある。ブランドストーリーに絶対はなく、自分の考えに近いか、自分が応援したくなることが重要。いかに自分向けか、いかに自分に相応しいか、いかに自分にとって良いサービスを提供してくれるのか。マーケティングはゲームではなく、お客様に寄り添うものであると思考を変える。

 

成熟した市場でも、購入というのは生活者にとって大きなイベントで、エモーショナルな体験である。モノの販売、サービスの契約だけでなく、モノを含むトータルのサービスを提供するマーケティング。多様な生活者がいて、その全ての生活者を理解することは難しい。わからないことは素直に聞くというアプローチは能力不足ではなく、必要なアプローチ。百人ビールラボやIdea park のようなオープンな場所を作ることは、既存のお客様を大切にしていることになる。

 

「シングル&シンプル マーケティング」は、マーケティングのターゲットを明確にして、そのターゲットに長い間寄り添うマーケティング。DMPやMAによって、これまでグループとして捉えていたお客様を個人つまりシングルとして捉え、個人ベースでマーケティングを行うことが可能になった。今までのセグメンテーション、ターゲティング型のマーケティングに、LTVの考え方を組み合わせ、考え方を拡張したマーケティング

 

USPはすべての人にとっておなじものではない。情報の流れは双方向になり、非対称性も薄れてきた。お客様が、次のお客様へのエバンジェリストになることを理解し、顧客視点でお客様と一緒に商品、サービス開発をすることで、信頼関係と、相互理解から、よりお客様に相応しい商品や、サービスを提供することが可能となり、サービスを継続する期間が長くすることができる。

 

今後、マーケターは心理学や人間行動学のような学問も必要になる。お客様はポイント還元よりも、最適なアドバイスや、最適な商品の提供を求めている。マーケターがチャネルを決めるのではなく、お客様の望んでいるチャネルを、お客様の望んでいる理由で展開することが重要。いつ、どのタイミングで、どこで伝えるのか。お客様とともに成長し、お客様がお客様を呼ぶ状態にする。マーケティングは時代によって変わるが、人に対する業というのは変わりないため、相手が求めていることを行うことは、いつの時代も普遍。お客様の行いたいこと、解決したいことを聞き出す能力、そして対話が求められる。マーケターとお客様がより人と人の関係になるため、今後はコールセンターなどの組織が重要な存在になる。

 

今後のマーケティングは「4P」ではなく「1D2P1V」がキーワード。

Dialogue(対話)

Person(ひと)

Product(商品)

Value(価値)

 

 

これまでLTVという言葉は自分なりに理解してきたつもりでしたが、本書を通じて、その必要性をロジカルに改めて深く理解することができました。とくに、新規獲得を目指すがあまり、既存ユーザーをないがしろにするキャンペーンを目にすることも多いし、実際に自分で企画することもあった。新規を獲得することをやめることはできないけれど、今いてくれている個客にもっと目を向け、個客に深く寄り添うことで利益を伸ばすという思考をより意識していこう。

 

正田圭さんに学ぶ「この時代に投資家になるということ」

最近は、本屋で偶然の出会いをして買うよりも、自分が有益な情報を得ることができていると感じるメディアで紹介される本を買うことが多い。たぶん今必要なことなんだろうと腹落ちして、買うまでの判断がスムーズになる。

 

最近、Voicyにハマっています。

voicy.jp

ボイスメディアと言っていますが、インターネットで聞くラジオみたいなもので、ポッドキャストをイメージしてもらえればいいかと思います。ボイスメディアは、ながらで聴くことができるので、通勤途中や、営業車のなかで聴いてます。ちなみにYouTubeとかの動画も日頃から、移動中に聴いてます。

 

Voicyにこんな番組があります。

voicy.jp

 

幻冬舎の設楽さんと、NewsPicksの野村さんによる毎回学びの多い番組。ゲストを迎える回がたびたびあり、正田圭が登場される回で本書を知りました。

この時代に投資家になるということ (星海社新書)

この時代に投資家になるということ (星海社新書)

 

 

自分は、投資のなかでもあまり考える必要のないiDeCoのインデックスしかやっていないぐらい投資に関してのリテラシーは低いタイプなので、この本のタイトルだけで言えば、投資のハウツー本のような印象があり、確実に興味を持たない本になってしまいます。

 

でも、実際はそういう本ではなくて、高度成長期が終わり、いろいろなものの価値が変わっているなかで、どうやって生きていくべきかというマインドセットに関しての本ということを先ほどの風呂敷畳み人ラジオで理解したので、投資にあまり興味のない自分でも興味が湧きました。

 

 

お金に支配される生き方より、お金に支配されない生き方をしていくべきで、そうしたいなら今までの価値観や生き方を変えなければならい。金持ちの定義は、単純にお金を持っているということではなくて、他者からの圧力なく、自分の力で人生を獲得できるひと。めちゃめちゃ時間を割いてたり、めちゃめちゃストレスを感じることで得られた大きなお金であるならば、それは本当の金持ちではないし、人生が豊かとは言えない。

 

今の時代をフラットな目線で見ることができるミレ二アル世代は、従来の金融商品はマージンを乗せられまくったロクでもないものであることを理解していて、金銭的リターンではなく、社会的インパクトを与える投資に関心がある。割高な株ではなく、自分の興味関心や共感を喚起するものを投資対象として「アセット投資」ではなく「オルタナ投資」にベットする。

 

投資をすることで、世の中の経済活動を理解することができる。どんな世の中になるか、どこにニーズがあるのか考えると、この時代に生きている意義を認識できる。物を買うということは、言わばコミュニティに参加するための行為であり、今は投資の時代であり、コミュニティの時代である。コミュニティに関しては、正田さんに関わらず、僕がベンチマークしてるひと全員がその重要性を説いてる。

 

投資の対立概念は労働であって、労働の価値は年々下がり続けている。労働は麻薬のようなもの。会社に雇われ、時間で拘束され、労働の対価をもらうことはある意味ラクな行為。投資は複利効果やレバレッジがかけることができるもので、それはピケティが証明している。

 

労働は報酬をもらうためのものであったが、逆にお金を払って労働する現象が起きている。ホリエモンのオンラインサロンなど、月会費を支払いながら、そこで集まったひとたちでプロジェクトを動かす。そのコミュニティに属し、本人と知り合いになり、会員同士のネットワークやそこで得た知見やノウハウが自分のレベルを上げ、将来のマネタイズにつながる。戦略的にコミュニティにお金を払い、自分の価値を高めていくという投資と言える行動。

 

 

投資は視点が8割。インターネットが日常生活に入ってきたからこそ、短期間で大金を手に入れられる投資機会が増え、労働の価値が薄れた。今の環境で最大限成果を上げ、今いるコミュニティで付加価値を作る。それが出来なければ、自分のコミュニティは形成することなどできない。雇用されて労働するという選択肢を当たり前のように選ぶ必要はない。

 

インターネットユーザーが増えたことで、人が情報のキュレーションをする役割を果たし出すと、検索エンジンよりも自分の好みの合う人が発信する情報に価値を置き始め、SNSが一気に広まった。インターネットのおかげで、小さな情報の金銭的価値が認められるようになったため、その情報を求めるフォロワーが集い、彼らの形成するコミュニティも多様化し、それぞれが金銭的価値を持ち始めたのがインフルエンサー

 

最近好きなことを仕事にするということがよく言われるけれど、それは好きなことで金儲けができる世の中になったというよりも、人々の価値観が変わり、お金儲けできる場所が変化したということ。SNSはコミュニケーションサービスであると同時に、投資プラットフォームである。コミュニティの本質的な価値を見極め、価値の決定していない時期に正当に評価し、そのコミュニティに根付いていく投資行動が必要。仮想通貨も、SNSの延長線上に存在していて、コミュニティという文脈にある。

 

世の中には、本来の価値と世間の思う価値の間に大きな乖離が発生するタイミングがある。世の中の値段の付け方は、意外と間違ってる可能性が高いという認識を持つのが投資家のスタートライン。ごく少数の人しか知らない視点が持てるかどうかが大事で、そこに儲けのタネは眠っている。投資とは、何も不動産や上場企業の株式に限らない。金融商品ではないけれど、自分にとっては金融商品になり得るものを探すか、自分に投資するの2つだけ。自分のリソースを総動員して将来のリターンを目指すのも投資で、自己投資もポートフォリオを組むセンスが欠かせない。

固定観念が人生のストッパーになり、選択肢が多様化することで迷いが生まれる。人間の幸せは、どれだけ周りを幸せにしたか。今後、労働はお金を稼ぐためのものではなく、コンテンツ化し、娯楽として楽しむものに変貌していく。キッザニアでは、苦しそうな顔をしている子どもはいない。労働で社会の役に立ち、自分の成長が実感でき、それにふさわしいリターンを得る。努力という投資によってお金を儲けるのもひとつ。投資家目線で社会を見つめ、自分にとっての「オルタナ資産」を発見し、そこにベットしいこう。

 

この時代に投資家になるということ (星海社新書)

この時代に投資家になるということ (星海社新書)