今年も開催!LIFT UP 地元的な春日井ミュージックフェスティバル2016
秋雨前線の影響を受け、太陽が見られない日が続くなか、奇跡的に快晴となった2016年9月25日、愛知県は春日井インターフットサルクラブにて開催された春日井ミュージックフェスティバル。レゲエ界のビッグネームから、地元・春日井のアイコン、メロコア世代にはたまらないあのバンドなど、ジャンルを問わないスペシャルなアーティストが集結。今回で2回目となるその模様を、完全非公式のフラットな目線から、写真とテキストでお届けします!
※非公式のため、全てのアーティストがカバーできておりません、、申し訳ございません。
行った人も行ってない人も、これで復習、もしくは予習して、来年の第3回に備えましょう!
出演アーティストの詳細はコチラでチェック頂けます。
公式サイト 〉
KASUGAI MUSIC FESTIVAL
イベントオーガナイザーが飲食業界の方ということもあり、明るく開放的な空気に包まれる会場では、バラエティに富んだフード&ドリンクが来場者のカラカラに乾いた喉と消耗した胃袋をサポートしてくれました。
FOOD & DRINK
来場者は恐らく春日井市在住や出身の方が中心で、名古屋や小牧など近隣の方々なのかな。
ハイボールを楽しむヨコノリ系の人や
ティアドロップが似合うタテノリ系ナイスミドル
金髪のオネーさんに
赤ちゃん連れ・子ども連れのファミリー
どこかの業界の人たちだけに偏ってるわけじゃなく、多様な人々が来場されてますので、たまにある内輪の人たちだけが楽しんでる感はありません。ゆるめの程よいローカル感で、誰もが気軽にアクセスできます。フェスって行ったことがないと、どんな客層なんだろうとか、子どもとかNGなのかなとか思うママも居たりするかと思います。全然、問題ないですね。今回はコートが解放されてたので、サッカーを楽しむキッズたちもいました。
音響設備も抜群です。
昨年のステージは一つで、その横にランページがあって、いい感じのヨコノリ感がありました。今回はバンドステージとDJステージの2ステージ制を採用し、レゲエが中心ながらも、垣根のない多様なジャンルのサウンドを、屋外でお酒を愉しみながら味わえるという音好きには何とも嬉しい環境で、ポジティブなエネルギーを提供してくれました。そして、アーティストとの距離が近いことも春日井ミュージックフェスティバルの大きな魅力の一つです。
HAYASSEN
SOLID GRAND
machaco
DUB 4 REASON
RANKIN TAXI
今年のトリはこの方、MASH!
いや、ホント、春日井言うたらMASHなんだなってステージ見ると痛感しますね。僕らの世代で言えば、春日井のアイコン。昨年も今年も個人的見解ですが、一番盛り上がってました。見るたびカッコよさが増していきます、増田先輩。
こちらは昨年のアクト。
↑『Lovers』を歌い上げ「また帰ってきましょうね!この場所に!!」と言い残し、実際に帰ってきてくれました!
昨年も、今年も会場の一体感が凄かったです。
MASH
春日井は剣道とか書道の街と言われたり、さぼてん生産量国内No.1とか、そういう色はフォーカスされることはあったりしますが、そんな街で、こういったアンダーグラウンドなカルチャーが主役となるイベントが開催されるということに、春日井が他の街と差別化できるポテンシャルがあることを実感すると同時に、喜びやカッコ良さを感じます。
以前お話しを伺ったときは収支的には赤字でマネタイズのことはあまり頭に無いようなことをお聞きしました。長いスパンで見れば、どこかのタイミングでプラスに転じる可能性はあるけど、熱を持って走り出す勇気というか男気、そして長い時間と労力をかけて走り続けることは誰でも出来ることではないです。
この先のマーケットはかつてないほどの高齢化が急速に進み、僕らの住む街も例外ではありません。魅力的な街づくりが出来ていないのか、現状、春日井市は出生数や転入者も減少傾向にあり、プレゼンスを上げていかなければ人口減少は避けられません。
そんなところに一石を投じている動きであると僕は思います。
春日井をリフトアップしようとするソーシャルグッドな方の、少しでも役に立ちたくて、自分のやれることを勝手にやってみました。
オーガナイザーである西村さんにビッグサンクス&リスペクトです!
いい顔されてましたね笑
来年はまたどんな企画が採用され、どんなアーティストが、どんな形で登場するのか、今からもう楽しみです!
2016.09.25.Sun
KASUGAI MUSIC FESTIVAL
text & photoglaph by jiro_shiba