勝川STAND

勝川STANDは、個人事業主様・フリーランス・小規模店舗経営者様に、無料ツールを使って、撮影から制作までリーズナブルにクリエイティブを提供します。

ベーシックインカムは日本でも実現される日が来るのか

ベーシックインカムフィンランドで始まった。額としては決して大きなものではないが、小さいわけでもない。初めてその名を聞いて、調べてみたとき、なんでそんなもの必要なのか、全く意味が分からなかった。なぜ、収入の有無や大小に関わらず、国民全員一律の給付金を授けることで、社会が良くなるのか。

 

日本で言えば昨年秋頃から、世界でも一流の域に入る日本が誇る広告代理店の過労による問題があって、そういったところでもBIは有効だと言う。

 

なぜ?

 

日本人は勤勉で真面目という国民性がある。石の上にも三年という言葉があるように、何かに耐え忍ぶということに対して、世界でも類を見ないほど、それに対しての美学を尊重する傾向強い。それ故、ブラック企業などと言われる組織が生まれてしまうことにも繋がっている。

 

やめたきゃ、やめればいいのに。

 

やめられない理由は、何となくやめれないとか、やめたら周りの目が気になるとか、いろんなケースがあるかとは思うが、多くはそもそも他の会社でもやっていけるのだろうかという心配なんじゃないかと思う。

 

日本人は、挑戦をするということに対しても、二の足を踏むひとの割合が多いとも言われる。それもBIによって、改善されることが期待できる。BIがあって、これまでと同様の金額を得るためのベースがあれば、これまで安定や現状維持を求めてきた部分は軽減され、また、ストレスを金銭というインセンティブで解決する必要性も薄れることで、本当に自分が興味のあること、やりたいことに向けて、金銭という条件で仕事を選ぶ必要性がなくなるからだ。それが結果的にイノベーティブな人材を育てることにつながり、国力が増す。だから、国として取り組むべきだと主張されている。

 

挑戦できないことを、結婚したから、子供がいるからなど、自分以外の理由かのように言う人が多数いる。個人的にそういう人間は、その条件の有無に関係なく動くことができないと思う。自分以外の理由にすることによって、自分の中の幻である向上心を保護して生きていたんだろう。BIに関しても、同じようなケースが出てくる可能性は否定できないように個人的には感じる。

 

個人的に’働く’ということに対して、最近いろいろと思うところがある。

 

このところ、未来を占うようなニュースの多くはAIが中心で、現在ある多くの仕事が失われると言われている。それも、遠い話ではなく、10年ほどで。

 

ただ、これは昔からある話で、働き口が無くなるということとは違う。わかりやすく言えば、農家。昔は現代のような技術がなく、すべての作業が人を介して行われていたものが、農業用機械の発展や、不良品を減らすための農薬であったり、そういったものがきっかけで農家を営むための最低必要人員は減少していき、昔はごく僅かだったデスクワークをする職種が現在は一番多くなっていった。効率化によって、人間がいらなくなるのはいつの時代もあった。イノベーションによって、職業はアップデートされ続けれれており、今になって始まった話ではなく、どの時代も、ずっと同じ割合を保ち続けられている仕事は少ない。だから、あまり悲観する必要などないと思ったりしている。

 

先を見据えているひとたちは遊びがこれから仕事になると言っていることは、子供たちに伝えてあげたいが、むしろ、今の子供たちの方が強く感じているのかもしれない。これまで、認知度を上げるためのメディアが一極集中だったものが、いまはインターネットを中心に、拡散することが可能。そこで、これまでテレビを使える限られた人種でしか表現できなかったことが、いまは誰だってできる環境が整った。ユーチューバーを懐疑的に見る大人ほど、遊びが仕事になるということを理解できていない。

 

ただ、何も考えずに、ただただ、組織のために存在するようなひとは、必要なくなると思う。もちろん給与を与えてくれる組織に尽くすことは言うまでもないが、自分自身がなんのために、なにを実現するためにその仕事をしているのかが重要。

 

これから社会保障制度は、変化していく。年金がなくなってしまうかもしれないから、ちゃんと国民はそれに備えるように、というような情報操作もされながら。一流企業も、当たり前に存在している終身雇用も途中でなくなってしまうかもしれない。個人的には無くしてしまったほうが、組織のためになるような気もする。組織は国じゃない。だから組織は必要な人材だけを適材適所に配置できるようにして、当然だと思う。人を大切にするとか言って、リストラもしないようでは、結果的に能力のある人間の負担が増えるだけで、それが本当に組織のためになっているとは到底思えない。はっきり言って、組織に必要のない人間は、大勢存在していると日常的に感じる。

 

これからもっとBIに関して議論が深まっていくと思うが、今後益々進んでいく超高齢化社会においては、実現が難しくなっていくとも言われいる。

 

ベーシックインカムなんて、実現することないでしょ、って今は思ったりするが、なんでも最初はそんな感じだったりもする。

 

自分の子供が生きている間になってたりするのかな。

 

 

寿司修行3ヵ月でミシュランに載った理由とは何なのか

以前、堀江貴文さんが発言し、話題になったこちらの件をご存知でしょうか。

 

news.livedoor.com

 

言い方にかなりトゲがありますが、言っていることの意味は理解できます。あるところまでの忍耐は間違いなく必要ですが、一種の業界全体でのヒエラルキーのようなことで、あえて経験を積ませないというのは、巡り巡ってその業界にとって悪い結果になるような気もします。センスが有る無いのふるいをかけるだけで終わっているならいいですが、若い才能を潰していることもなくは無いんじゃないかと。それって、くだらないよねって。寿司業界に関わらず、独立後に、出店の制限をかけることはよく耳にします。どこどこ市内は何年後しかダメとか、出身店の半径何キロはダメとか。自分の育てた人間に負けてしまうという危機感からでしょうか。

 

この堀江さんの発言が話題になったあと、実際に何年も修行をすることなく、あのミシュランに掲載されるという快挙を成し遂げた寿司店が登場しました。

 

sushi-chiharu.jp

 

たった3ヵ月の修行を経た寿司職人だけで構成された大阪・梅田にある寿司屋「鮨 千陽」が、オープン早々「ミシュランガイド京都・大阪2016」に掲載されることで、堀江さんが言われていたことが実証された。

 

なぜ寿司修行3ヵ月でミシュランに載ったのか?

その理由が書かれたのがこちらの書籍でした。

寿司修行3カ月でミシュランに載った理由

寿司修行3カ月でミシュランに載った理由

 

 

「鮨 千陽」の従業員は著者である宇都さんが代表を務められる飲食人のための学校であるこちらの卒業生たち。

 

飲食人大学

飲食人大学 | 短期間で寿司調理技術を学ぶなら飲食人大学

 

これまでにも当然ながら世の中には、食に関する専門学校や大学も存在はしていましたが、宇都さんに言わせれば、それは結局、学校運営側のビジネスの側面が強く、本来ならば短期間で済むものを無理やり長く行い、時間に余裕を持たせ、やるべきことと、やる必要のないことで構成された時間を過ごし、結果、ただ、時間を過ごすということで、その学費を支払った親御さんたちを安心させるという手法が横行していると言われてました。そして、冒頭にあった堀江さんが言われていたような業界特有の悪しき伝統。その双方を解決するのが飲食人大学。

 

必要なことを、適正な時間で、ノウハウを学べる飲食人のための学校。

 

「寿司修行3ヵ月でミシュランに載った理由」では宇都さんの思いがこのように綴られていました。 

 

接客の心得には感謝が真ん中になければならないが、お客様は神様ではない。嫌いな客は嫌っていいし、客になって欲しくない人は断わればいい。
 
仕事を通して、何を目的とし、何を実現したいのか。
そして、何をやるかではなく、何のためにやるのか。
 
自分に合う仕事なんてものはない。この仕事は自分に合っている、と思うか否か。やりたい仕事が、やりがいのある仕事とも限らない。仕事は自分の意思で選んだものとして取り組むべき。仕事は自分なりにどこか楽しむ工夫をする必要がある。矛盾のない人間、組織なんてどこにもないし、その前提で会社を捉える視点が必要。
 
常に何が正しいなんてない。自分の心に恥じないでいよう。
 
人間みな同じ動物、そんなに差はない。
自分の可能性を信じたほうが人生は拓ける。

 

最終章では、堀江さんと「素人の時代において、飲食ビジネスはどう変わるのか?」をテーマに対談されており、読み応えのある内容となっていました。
 
堀江さんを信用し切ってしまうのも危険ですが、’あの’堀江さんって結構飲食ビジネスに興味を持たれてて、それに特化した書籍も発刊されてたりするを見ると、ITだなんだと言っているひとから見て、飲食業界は改善の余地は大いにあって、業界出身者でなくとも、ビジネスチャンスがあるんだと感じます。
 
これからの社会は新たな時代に突入し、パラレルキャリアというのも普通な話になったり、世の中的にも残業をしない環境を整えるような動きから、副業を推進する動きも出てきた。これから更に働き方改革が活発化することは明らかであり、本気で目的意識を持ったとき、この飲食人大学で学ぶということは大きなアドバンテージになると感じた。
 

静波極上ブレイクを目の前に、まさかの人生初アクシデントで2017初サーフィンが…

新年、あけましておめでとうございます!

 

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乗り初めに、こんな極上ブレイクの静波エリアに行ってきました!

 

 

12月は行けなくて、1ヶ月以上振りで、サーフィンも、写真も、スゲー楽しみで、カメラ3機の充電も抜かりないように準備して、22時前就寝で万全を期して、静岡県は静波へ今年初サーフィンへ向かいました。

 

 

日の出ちょい前に到着し、いくつかポイントをぐるぐる〜〜

 

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思ったよりサイズあって、久々サーフィンで体力的に心配でしたが、いい波なので、ここで入水しましょう!

 

 

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と、車に戻り、着替えようとした、その時!

 

  

んん⁉︎

 

無いぞ

 

確かに、車に載せた記憶は無い

 

でも、そんなことがあるのか

 

いや、考えられない

 

たしかサーフィンをやりにきた

 

そんなことないだろうという今まで抱いたことのない期待感が高まる

 

あんなに万全を期したやん

 

アレが無いやん

 

ウェットスーツ

 

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みんな、いい波乗ってたなー

 

 

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夜明け前は肩ぐらいあったかなー

 

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うねりがスジでバンバン入ってきてました 

 

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 冬は空気がキレイで、富士山も拝めました

 

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静波極上ブレイクを目の前に、ウェットを忘れるというまさかの人生初アクシデントで2017初サーフィンはお預けとなりました、、

 

経済の量産品として磨耗しないための「発想する底力」

AIをはじめとするデジタルのイノベーションによって、人間の価値をどのように高めていくべきなのか、こどもには何を伝えていけばよいのか、日々不安になります。そんな気持ちを少し落ち着かせてくれそうな触りから始まっていて、引き込まれていきました。 

発想する底力

発想する底力

 

 

著者は博報堂生活者アカデミーの中村隆紀さん。

www.hakuhodo-seikatsusha-academy.jp

 

帯のコピーはこう書いてあります。

 

ビジネスマン、経営者へ

常識を打ち破る人の新しい「学問のすすめ

 

それは発想体質をつくり、発想する底力を練磨する、ということのようです。

 

発想体質にするうえで、まず最初にできることは、目に見えている日常生活に強い好奇心を持ち、小さな欲求を見つけることから始める。日常生活はビジネスにもたらすクリエイティブ・マザーと表現されてました。先入観を壊して、新たな視点を得る。消費者としてではなく、生活者として理解をする必要がある。欲求を見つけるのには、個人的な体験や、生活感覚が拠り所になる。正論ばかりの応酬ではなく、私見をぶつけることで発想は生まれる。あまりに普遍的で、誰も否定できないまともな意見こそ、危険が潜んでいると思ったほうがいい。発想は情報整理ではなく、発想するの初動は、違和感を探し出すことから始まる。小さな違和感を、ポジティブに感じれるか否かが重要となる。無難なセオリーだけを頼りにするのは、発想やアイデアとは呼べず、ただのコピー&ペーストにすぎない。良い発想やアイデアには、論理とデータは、必ず後からついてくる。

 

マジョリティだけを相手にした戦略では、時間の経過で、コモディティしか生まれない。近道だけが、社会に最適な解をもたらすとは限らないし、発想する底力の練磨に奇策はない。スモールウォンツをストックし、それがフローの仕事のなかで、思わぬブレイクスルーをもたらすこともある。都合良く新鮮なアイデアを発案するのは難しいし、理路整然とリニアなプロセスでは生まれない。日頃のストックがあって、何かがきっかけで一点に寄り、起動する。

 

経済に合わせたスキルだけじゃなく、思考の土台そのものを修繕しないと人間本来の働き甲斐につながらないのではないかと疑問を持つひとが増えてきた。経済的な業績ではなく、未来の豊かさを目的としたイノベーションこそが、現代に求められている。現在の職業や業績のために成果を発想するのだけでなく、自分の思いを確かめながら、創造性の苗床をつくることが、働き方そのものの厚みを醸成することができる。これからは、利潤の最大化よりも、目的の追求こそが資本主義のテーマになるだろう。すでに、経済的なサクセスを貪欲に追い求めている人々が、本当の意味で幸せな生活をしているようには、ほとんどの人々が見えていない。自分自身もそう思う。もちろんお金は大事です。でも、自分の時間を生きずに、ただストレスに耐えての対価というのは、幸せには全く見えない。今後は、よりダウンシフターが増え、ジモティーと呼ばれる地元をよくしていこうとする人々がもっと増えてくるだろう。

 

自分が経済の量産品として磨耗しないために蓄えるべき知はなんなんだろうか。

 

調べてすぐに答えが出るような何かをしていても、高いアドバンテージにはならない。AIなどのテクノロジーのもたらす知は、課題に対する分析や解決はできるが、目的は創造できない。人間の主たる知は、目的を生むためのイマジネーションの土壌。

 

最近、AIと並んで、自分の環境のなかで、セレンディピティというワードをよく目にします。

 

Wikiではこう説明しています。

 

セレンディピティserendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

 

茂木健一郎さんは、これは能力なんだと言われてるそうです。 

 

私は、よくラッキーだね、みたいなことを言われることがよくあります。確かに、どう考えて自分の努力なしに幸運だなと思うこともありますが、そう思わないときもあります。

 

なにか目的があると、アンテナにいろんなものが引っかかってきます。それを、すぐに使えないにしても、ストックしていくことで、なにか違う目的がきっかけで、偶然また出会って、それまでのストックがあるから、そのタイミングで「これだ!」と思えるのか、そうでないのか。いまのところ自分はミーハーと揶揄されることもあるので、生活者視点で日常を見ようと思う思考はあります。日常にどれだけ興味を持てるかで、セレンディピティの能力は高めれると思います。これからもできる限り、スモールウォンツをストックしていきたい。

 

 

「美味しい、楽しい、面白い。」のCOMMUNE 246をクローズ前にもう一度

期間限定だったなんて、全然知りませんでしたが、どうやら当初からそういう告知をしながらオープンしてたんですね。もう体験できなくなってしまうので、最後に行ってきました。

commune246.com

 

これ以上衝撃を受けるところって、この先の人生であるのかなーって思うぐらい素敵な空間。前回は3.11の夜に行きました。こちらはその時のレポートです。

win-river-stand.hatenablog.com

 

おしゃれな屋台村とか、おしゃれなフードコートとか表現されている方がいましたが、その通りですね。やってること自体はなんら普通なんですが、その出店者たちがめちゃめちゃハイセンスなだけと言えば、ただそれだけなんですが、でも、それがめちゃめちゃデカイし、マネできそうで、できない。

 

これまでに経験したことのない空間ですが、業態としては、これまでの人生でも普通に見てきているもの。それでも、やる人たちのセンスで、こんなにも印象が違うものになるってのは不思議です。

 

ここに出店されているお店は全てなんかリアルに感じます。最近はなんちゃってブルックリンが業界問わず横行してますが、ここはそういったものとは全く違って、ホントに異国感に溢れてる。

 

この日は、平日の昼間で、雨が上がったばかりということもあって、全然人がいませんでした、リラックスしならがお弁当を食べました。

 

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ここからはドーム内の写真です。

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いつかDIYしてみようと思って、椅子と机も寄り目の写真も撮っておきました。

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足場材の無骨さがカッコイイです。

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こんな空間で、アメリカンなプレートランチをいただきました。

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名古屋にもカフェ・カンパニーさんがディレクションしたお店ができたということで、先日行ってきました。

 

La Boca Centro (1F)

https://www.bocacen.com/boca-centro/

La Boca Chika (B1)

https://www.bocacen.com/boca-chika/

 

2業態あって1FとB1とで分かれています。1Fは相当セレブ感がありましたので、自分のような身分では居心地が悪かったですね。スタイルを持っている人というよりも、いかにもお金持ってる人たちがいっぱい居ました。内装とか空間作りのためにお金がかかってる感をすごく感じました。

 

B1は名古屋の元気のいい飲食店が4店参加して、ということだったので、ひょっとして、COMMUNE246みたいなお店ができるのでは?と期待してたのですが、全然でした。。食事自体は満足ですが、COMMUNE246風という期待感を持って行ったので、個人的には期待はずれという感覚でした。

 

この2店舗も期間限定での出店だそうです。カフェ・カンパニーさんは、短期で稼ぐビジネスモデルが得意なんでしょうか。格安の家賃とかで。

 

ちなみにカフェ・カンパニーさんの代表が書かれたこちらの本、めちゃめちゃ面白かったです。

ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点

ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点

 

 自分の細かな感想はこちらです。

win-river-stand.hatenablog.com

 

 

246COMMONがCOMMUNE246として生まれ変わったように、また何年後かに、更にパワーアップして再登場することを期待してます。

 

 

 

THE BISHOPが間違いなく名古屋で一番うまいハンバーガー屋

表題の通りです。それ以下でも、それ以上でもなく、それだけ。

 

名古屋の栄エリアに「やまびこ」というカジュアルイタリアンな立ち飲み屋がありますが、「THE BISHOP」は業態は違いますが「やまびこ」の2号店的な立ち位置のハンバーガーをメインとした飲食店。

食べログサイトはこちらです。

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230104/23060711/

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初めて食べときに、めちゃめちゃ美味いやん、って思ったけど、それホントか?と思って、その後数軒回ってみました。

 

国際センター寄りのこちら。

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THE BISHOPの方が美味いなー

 

名古屋に2軒あるこちら。

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やっぱりTHE BISHOPの方が美味いなー

 

 

夜よくお世話になるこちら。

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名古屋ナンバーワンの格好良さで、お店の皆さんの人柄もサイコーで、お店自体は一番大好きだけど、フラットな目線でのハンバーガー対決なら、THE BISHOPが勝ちかなー。

 

お店としてはBRICK LANEのほうが居心地がよくて、好きです。真似したいところ、いっぱいあります。 

 

THE BISHOPは、バンズやお肉も確実に美味いんですが、やはりあのバターベースのソースが段違いの美味さかと思います。間違いなく名古屋で一番うまいハンバーガー屋です。 

 

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先日Shake Shackも行ってきましたが、普通にTHE BISHOPが勝ちだなー。


 

「言葉にできる」は武器になる。「言葉にできない」は考えてないのと同じである。

発売当初から何度も「はじめに」を目にして、いつ買おうかと狙いながらも、他の本に目移りして買いそびれてましたが、今更ながら、ようやく読了。

 

「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。

 

 

タイトルの響きがものスゴく気になりますよね。やはりコピーライターは言葉使いが秀逸だと感じます。

 

最近、自分自身はこのようにブログを書いたりするし、みなさんもSNSで端的に物事をうまく説明したいとかいうニーズがあるかと思います。そんな時に有効な、言葉選びや言葉使いを学べるものなんだろうという気持ちで手に取りましたが、実際にはそのようなことよりも、自己啓発的な内容が強く感じました。

 

言葉はコミュニケーションの道具だけではない。外に出る言葉を磨くには、内なる言葉の存在を意識することが絶対必要不可欠。言葉は思考の上積みでしかない。思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない。言葉が意見を伝える道具であるならば、まず意見を育てる必要がある。意見を育てるというのは、意見を言葉に変換するという作業。よく考えるというのは、内なる言葉に幅と奥行きを持たせるということ。

 

言葉で人は動くのか。動きたくなる空気を作らなければ、人は動かない。人を動かす力ではなく、人が動きたいと思わせる力が必要。相手を動かそうとすればするほど、相手は心を閉ざしてしまう。それは上辺だけになってしまうから。上辺だけじゃなく、その人の立場になりきって、言葉を投げかけることで、その情報は価値へと変わる。

 

成し遂げたいことはなにかを自身に問いかけ、答えを出し続ける。言葉を磨くには、語彙力や知識をつけることではなく、内なる言葉を向き合うことが必要で、意識を向け続ける習慣こそが重要。内なる言葉を発しながら、考えていることを強く意識したうえで、書き出し、その言葉を軸にしながら、幅と奥行きを持たせ、その内なる言葉の解像度を上げていく。気持ちをはっきりと認識できた時に、言葉は自然と強くなる。

 

頭で考えていることを外に出す作業は、頭の中に余地や空間が生まれるため、定期的に吐き出すことが必要。これを聞いたときはなにか自分のことを肯定されているような気にもなりました。本を読んで、ブログに要約することで、読んだことを忘れないようにとか、重要なところを復習するとか、という気持ちで始めてましたが、それプラス、頭がクリーンになって、次の新たなことを勉強する余地が生まれてるんだと思うと、これからもこの作業は続けていく意味があると強く思いました。
 
文字の大きさは自信の表れとも教わりました。これを聞いた直後の企画書はかなりそんな感じで作ってしまいました。自信のあることはもちろん、ないことでも、話の流れ的に言切らなければならないことは大きめに入れました。プレゼン時に梅田さんの言葉を内なる言葉として意識することで、自信を生むことができ、いいプレゼンをすることができました。
 
思考サイクルについての話がありました。
①頭にあることを書き出す。
②T字型思考法で考えを進める
③同じ仲間を分類する
④足りない箇所に気づき、埋める
このプロセスを経ることで、自分が考えているテーマに関するアンテナが立ち、情報感度が高まり、結果としてセレンディピティが上がることにもつながる。
 
自分の常識は、先入観であると心得、自分の常識を捨てることで、コミュニケーションは向上する。そもそも「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである」とアインシュタインが言ってます。でも、人は常に自分という壁でしか生きられない。自分の可能性を狭めているのは、いつだって自分。いつかやると言っている間の、いつかはいつまでもやって来ない。
 
ここからはテクニック的な、言葉にするプロセスについて。

 

まずは身の回りにある単語を収集する。自分の言葉のタネは、自分の身近に転がっている。日々できることをコツコツすることが一番大事。このことは広告界で生きるかたからよく聞く気がします。
 
言葉の型をうまく使うことで、思いをカタチにする。小難しい単語や表現知ることよりも、型が大事。例える、繰り返す、ギャップをつくる、感じる言葉使い、呼びかける、など。言い切る、という型ではうまく使いたいと感じた。「と思います。」が自分の意志を弱めるため、相手の決断力を鈍らせることに繋がってしまう。型はすべて中学校までに学んだものだけで十分。
 
無駄に常套句を並べることで、自分らしさを奪うことに気づかなければならない。常套句を学ぶよりも、動詞のバリエーションを持つことが文章に躍動感を持たせることができる。動詞には意志がある。動詞を書き換えることで力強さが備わる。
 
みんなに伝えようとすると、結局何も伝わらない。ターゲット層に入っているたった1人に向けた言葉でいい。たった1人の心を動かせないものは、誰の心も動かせない。言葉は常に、伝えるべき相手に、伝えるべき内容を理解してもらう。誰一人として平均的なひとはいない。
 
まずは断片的で一貫性のない言葉を並べて、それぞれの言葉を客観的に捉えて、全体の設計図をつくり上げる。それは、その、そして、しかし、私は、を削ることや、同じ意味の続く箇所を違う言い回しに書き換える=パラフレーズを行う。詳しく説明されることで、逆に分かりにくくなることがあるのにも要注意。目的達成に向けて不要な自分だけのこだわりは削除する。そして、出来あがった文章を口にすることで、更にクオリティを上げていく。
 
 
「言葉にできない」ことは、「考えてない」のと同じである。

 

上辺だけでモノを語るのではなく、自分自信の心に宿る内なる言葉をという軸を持ち、その軸を強いものに育てあげる。そのために、その言葉を常に自分に言い聞かせ、意識することで、その言葉が外に向かう言葉や行動に移す。
 
これはある日突然できることではありません。なんでもないと思っている日々を、なんでもないと思って、なにもしないのではなく、やれることを日々積み重ねる。当たり前のことですよね。でも、当たり前のことを、当たり前にできる人はそうはいないです。
 
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行く唯一の方法