勝川STAND

勝川STANDは、個人事業主様・フリーランス・小規模店舗経営者様に、無料ツールを使って、撮影から制作までリーズナブルにクリエイティブを提供します。

距離感が分かったからこそ感じるものもある

距離感が全く分からないと必要以上にリスペクトしてしまうことがある。正確には、怖じ気づく、という表現かもしれない。

 

 

 

 

自分には関係のある領域ながらも、昨年まではまさか自分が当事者になるとは思っていなかった賞に入賞することができた。

 

入賞は、グランプリ、金賞、銀賞、銅賞、特別賞があるなかで、そこの選考に残った、その賞の一歩手前のファイナリストという位置付け。

 

これは自分の中では評価に値する。

 

今年は入賞する可能性があると社内でも言っていた。その可能性を信じた人は悲しいことに社内には自分以外一人もいなかったなか、それが有言実行できたという事実は、ある部分ブレイクスルー的な意味もある。

 

クリエイティブな賞レースはいくつもあるが、自分のポジションで関係できる賞のなかでは恐らく最大かつ一番意味のあるもの。

 

嬉しい。

 

一報をもらったときから、すごく嬉しかった、素直に。

 

だから、次はいつこんな機会があるか分からないから、今日の贈賞式は楽しみたいと思った。

 

 

会場には非日常があった。

 

名古屋拠点であれば尚更。

 

でも、受賞作品の現物が展示してあったのを見て、素直にこう思った。

 

え⁉︎

 

これに負けたの?

なんでこれに負けたんだ?

全然分からない。

 

 

でも、否定しても意味がないし、こう悟った。

 

一に政治力、二にこれまでの貢献度の蓄積。

 

二つとも決して悪いことではないし、裏技でも、卑怯でもなんでもない。

 

どんな賞でも目的がある。賞を授ける側も、授けられる側も、どちらもwin-winになるようにできてるし、そうある必要性がある。ボランティアじゃないから。

 

ただそういう匂いは外には出ないようにする必要はあるとは思う。式典後のパーティーがそれを物語っていた。これでは本当の意味で盛り上がるのは難しいんじゃないかな。

 

 

 

とは言いながら、来年は同じ思いはしたくない。

 

賞を獲得することが目的でないけど、賞は人や組織を線引きするには分かりやすい。

 

 

自分が勘違いをしてる部分も大いにあると思う。

 

だけど、勘違いしている、もしくは信じているから強くダイナミックになれることは大いにあると思う。

 

俺らが生き残る領域は分析だ、ダイレクトマーケティングだ、One to Oneだって言ってんだから、負けるわけにはいかない。

 

 

これまでも冊子で過去の作品を何度も見てきたけど、悔しさなんて感じたことはこれまで一度も無かった。

 

だけど、このリアルな空気を感じて、その距離感みたいなのを感じて、悔しいと思った。

 

何年かかるか分からないけど、階段を一段ずつでいいから登っていく。

 

今日という日があったことを感謝したい。

 

そして何より、この機会を与えてくださったクライアント様、それを形にしてくれたデザイナー、効果を最大値に結びつけてくれたデータアナリスト、みなさまに感謝です。

 

来年は違う感情が芽生えることを期待したい。

 

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CCCの新業態『草叢BOOKS』に行ってきました

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2017年2月17日に愛知県名古屋市守山区アピタ守山店にオープンした『草叢BOOKS』に家族で行ってきました。

 

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関東では割と普通ですが、スターバックスTSUTAYAの複合店がようやく名古屋エリアにも初上陸という情報を聞いて楽しみにしていたら、なんとCCCとしては初の業態で出店とのことでダブルで嬉しいニュース。

 

屋号は『草叢BOOKS』。

蔦屋書店や蔦屋図書館よりもレア感あります。

 

蔦屋図書館は小牧市に導入するという話で進んでいながら、一部の市民に反対をされ、住民投票の結果、白紙になるということがありました。小牧市出身だったので、小牧が新しく生まれ変わろうとしている姿勢を感じていたなか、残念なニュースになってしまいました。マジでもったいないと思う。変化するということへの抵抗勢力は想像以上に熱いんですね。今の小牧市長は若さもあって、市民の皆様は楽しみですね。羨ましいです。

 

二階の半分ぐらいか、もしくはそれ以上の面積を使って、エスカレーター直結で境目のない感じで、アピタにいるという感覚がかなり薄れます、いい意味で。

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奈良産の木のぬくもりを感じながら、今っぽいインダストリーさも入り混じって、居心地の良さを感じる空間が広がってます。f:id:win_river_stand:20170218155459j:plainf:id:win_river_stand:20170218155538j:plainf:id:win_river_stand:20170218155633j:plainf:id:win_river_stand:20170218155718j:plainf:id:win_river_stand:20170218155748j:plainf:id:win_river_stand:20170218155911j:plainf:id:win_river_stand:20170218155956j:plain

 

この業態、どんな部分がCCCの新業態なのかというと、新品の本もあるのですが、本の半分は古本を扱っていることからなのか。だから、蔦屋書店ではなくて、草叢BOOKSという屋号。

 

草叢BOOKSは端的に表現すると、おしゃれなBOOK-OFF、みたいな。

 

同じぐらいの品質で、同じぐらいの価格の本だったら、ここで買っちゃうかな。ここで買ってますのほうがイケてんぢゃね的なニーズはあるし、個人的にもそう思う。

 

本があって、雑貨があって、スタバがあって、保険屋さんやフードコート、ヨガスタジオ、ドラッグストアがあって、それぞれが独立店舗ながらも、それが独立しているようなつくりにはしておらず、このフロアにある独立店舗がすべて草叢ブランドであるように錯覚しました。

 

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総合スーパーは元気がない。

 

草叢BOOKSはアピタ守山店にあります。アピタ守山店は総合スーパーですが、特別、もともと、集客できるような施設ではありません。

 

自分自身も行く機会は相当少ない。食材の買い物だけなら、スーパーに行くし、他のものも買い物するなら大型SCに行く。アピタのような総合スーパーには行く理由がなかなか見つからない。

 

時代の変遷とともに、総合スーパーに求めらていたニーズは変化、もしくは低下してしまった。基本的にはコンビニエンス業界再編としての注目を浴びることが多いが、ユニー・ファミリーマートHDとしては、アピタを始めとするGMSという業態を何とかせねばならない。そのひとつの取り組みとして、この草叢BOOKSの誘致というものがあったんだと思う。CCCというライフスタイルをテーマとした企業とのコラボレーションで、これまでどこに進んでよいのか分からなかった総合スーパーという業態のリノベーションが一気に加速する気配を感じた。

 

 

以前この話を聞いたときは、おもしろいと思いながら実現性は薄いと感じてました。

www.sankeibiz.jp

アピタを知ってて、草叢BOOKSに行った方は感じると思いますが、アピタのイメージを完全に壊してます。この記事にあるような温泉とか、ホテルってのも、あながち冗談で済む話でもないような気がしてきた。

 

3/1に社長に就任する高柳現副社長も、今のGMSではないGMSを試験的にやると言っている。近い将来、マルケーと呼ばれ、中部圏では馴染み深いサークルKというブランドはなくなり、全てファミリーマートとなる予定。せめて、アピタには業態は変われど、ブランドとしては輝き続けて欲しい。

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「LIFE SHIFT ライフシフト」100年時代の人生戦略をまじめに考えないと結構ヤバいことを今さら気づく

まー、当たり前と言えば、当たり前なんですが、僕らの世代は100歳生きて当たり前という時代に入っているわけです。僕は今年37歳です。所謂、松坂世代です。それはなんとなく、感じますよね、日常生活においても。これだけ世間が超高齢化社会がすぐそこに!と言っているわけですから。

 

平均寿命が伸び続けている理由は、子供の死亡率が下がっていることが一番大きな要因だったりしますが、これも日常的に感じるところではありますが、医療が革新的に日々発達している。すると、寿命が延びて、今37歳の僕らの世代は100歳生きるのが普通で、僕らの子供たちの世代は107歳も生きていくことになると言われている。

 

ゆっくり世界が動いているので、日常で感じるような感じないような日々が流れますが、確実にその流れは早まって、着々と行政も準備が進んでいる。年金は少し違うと思いますが。

 

長く生きれるようになるということは、何が一番大きく変わるかというと、働く期間(年数)が長くなるということ。そうなるから、夜中まで仕事するんじゃなくて、心身ともに健康でいられるぐらいの時間内で仕事ができるように国が動いている。それにより、収入が減る人もいる。それは副業でカバーできるように整備が始まっている。能力によって、更に収入格差が広がることになる。

 

いまは60歳とかで定年退職となり、大企業や手厚い会社で、その人のスキルに希少性があれば、再雇用というかたちで、それでも65歳とかで引退というのが一般的だと思う。

 

でも、僕らの時代は違うんです。

 

70歳ぐらいまでは普通に働く社会がやってくるんですよ。経営者じゃなくても、僕のような普通の会社員でも。

 

というのを約400ページぐらいをかけて、丁寧に、時には何度も同じ言葉で説明をしてくれているのがこちらの本です。 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

そんなに働かなきゃならんのか、、と思うのか、そう思わないのか。

 

最近はちょっと前からポッドキャストを凄い聞くようになって、初めは高城未来ラジオを聞いて、7回分しかリリースされていなかったんで、すぐに全て聴いてしまって、そのあとはコレにハマりました。

Dream HEART

Dream HEART

 

ビジネスマンや学者やアスリートなど、世界で活躍するひとたちの、成功談が聞けます。これを休みなく、気になるひとの話を聞くと、めちゃめちゃポジティブになることができます。ほとんどの方が言われるのです、みなさん特別な人間ではなく、大小関係なく夢、というかビジョンを持って、それに向かって突き進んでいる。やる前から諦めないし、自分にはできないとかそういうネガティブな思考はないし、失敗を数多くしてきた。生存バイアスではあると思いますが、自分で自分の可能性を否定するのはやめたようがいいなって気持ちが高まってきました。

 

という背景もあって、さっきの70歳まで働くということに対しても、ポジティブにとらえました。そんなに働く必要があるなら、このままじゃあかんなと。これ読んだからでもないですが、会社でプレゼンスを高めるためには、アドラー的には良くないかもですが、他人にない付加価値をつけていく必要がある。

 

もう、今の社長や役員などなどのオッさんが生きてきた時代、高度成長でイケイケドンドンで、がんばればそれが報酬となって返ってくるなんてのはもうなくて、昔のロールモデルなんて使いもんにならない。親の世代とは違う選択をしていかなければならない。未来はこれまでの過去の延長線上にないから。

 

マイホームだって持たないほうがいいかもしれない。それは必ず足かせになる。時代の先を行っているひとたちはホテル住まいが多いですよね。どこでも仕事ができるからって。いま普通の僕たちは、どこでも仕事ができる時代が来てるとか言われても、そんなの無理って思いますよね。でも、スマホがこれだけ普及して、それが今度はウェアラブルが普通になってきたぐらいの時代には、自分も家で仕事してるのかもって思ったり。

 

作者の言葉すごく印象深い言葉がこちらです。

 

消費としてのレクリエーションから、投資としてのリ・クリエーション 

  

みんなそれぞれ自分が選んだライフスタイルがあるかと思います。それに伴い、余暇時間は変わってくるけど、仕事、育児、家事などやるべきことをやって残った時間をレクリエーションに使ってばっかじゃなくて、70歳、80歳になっても働けるだけのスキルを磨き、新たな自分を創るために投資しろよってこと。これも特に今だからっていうわけでもなく、別に働ける期間が長くなったからってわけでもない気がするけど。

 

やっぱり生きるうえで、金銭的なことという意味ではなく、仕事は大事だと痛感することがサラリーマン人生まだ14年ほどである。

 

仕事でハッピーなことがあれば、家帰ってもハッピーで、逆なら逆だし。でも、そこでハッピーと感じる時っては、報酬ではないことが多い。自分がやってきたことが社会的に認められたり、自分が企画したことをプレゼンして同意が得られたり、やっとのことで新規取引にこぎつくことができたり、そういうことでハッピーを感じる。

 

存在意義ってやつですかね。組織は属人化しないようにするけど、自分がいなくても回る体制ってあんま好きにはなれません。自分から別の担当に変われば、売上が下がって欲しいとさえ思います。小さい人間です。

 

長い人生を貫く柱になるのは、やっぱり仕事。

 

これから仕事は私生活ともっとブレンドされていくと言われてました。

 

よく最近人間の敵なんじゃないかと言われるAI。これによって、いろんな職種はなくなるだろうと言われている。これは悲観する話ではなく、歓迎するべき話。人間がやりたがらない仕事をAIがやってくれると思ったらいい。人間はもっと本能のままに自分のやりたいことをやればいい。AIのおかげ様々な仕事が、もっと効率化されてくる。すると、これまで週休2日と言われてのが、週休3日とか、定時という考えかたとかもなくなってくるかもしれない。ランサーズやクラウドスクエアみたいな技術の切り売りみたいなことをうまく使って企業は機能していくかもしれない。誰もが同じスケジュールで長時間働くのは産業革命の産物で、現代にはもう必要のないシステムなのかもしれない。

 

マイクロモーメントもうまく活用できるか否かが凄く重要だとも感じる。これまではただの待ち時間だったものが、スマホのおかげでヒマだと感じる時間は劇的に少なくなった。この時間に、SNSに夢中になるのか、オンラインゲームで遊ぶのか、どーでもいい芸能ニュースを見るのか、それぞれのライフスタイルで重要度は変わるけど、そこに心奪われると、格差社会の底辺に置いていかれることになる。


仕事をする時間が減れば、余暇が増える。これからは個人レベルで自己改善への投資活動に力を入れるレジャー産業が発展すると言ってました。具体的にどんなものなのかには触れられておりませんでしたが、こういうものとかですかね。

 

manabiz.jp

 

これからは手持ちのスキルに磨きをかけるだけでは生きてはいけない。ひとつのことに固執するのではなく、マルチステージで活躍するために、生涯にいくつかのキャリアを持つ。自分のアイデンティティを変えるための投資を意識的に行い、なにも考えずに、その組織の流れにそって、ただ定年まで退職金がもらえるまで働くのではなく、100年時代の人生戦略をまじめに考えていかないと、結構ヤバいなって感じさせれる本でした。

 

 

【Podcast】高城未来ラジオはめちゃめちゃおもしろい

instagramで相互フォローさせていただいている方から、こちらのポッドキャストの情報をいただきました。

 

高城未来ラジオ

高城未来ラジオ

  • 高城未来研究所
  • 個人ジャーナル
  • ¥0

 

情報をくれた方は 飲食店を経営されているようで、個人的に興味があって、よく有益な情報をいただいております。お互い立場は違えど、インスパイアされる人種は似通っており(勝手にそう解釈させていただいてます、、)、よく高城剛さんや、堀江貴文さんのお話が出てきます。こないだは小橋賢児さんも出てきました。ベンチマークする対象が似てます。

 

高城 

Takashiro.com

 

やっぱり世界を廻って活動されている方は、言葉の重みが全然違います。話を聞くことで、どれだけ実行に移せるか、非常に難しいお話が多いですが、こどもを育てる上で、今後の未来を語れる方のお話は頭に入れておく必要があると思ってます。

 

大学入学前までの学校教育では、国語や数学など、受験に向けての勉強が中心であり、人生においてどんな目標を持ったり、これからの世界がどうなっていくかの未来については、各々の生活次第。生かすも殺すも、親の接しかた次第。

 

自分自身、時代のせいなのか、父親から、人生論や未来の話など、ほとんどしてこなかった経緯があります。今の自分においては、幸せな生活を送ることができていて、親には感謝しかありませんが、自分の子供の世代においては、同じ育て方では、全く違う結果になると思います。

 

高度成長期に育てられた自分と、これから世界のなかで衰退していくかもしれない可能性が高く、これまで類を見ないほどの超高齢化社会の中で生きていく子供たち。

 

自分の価値観だけで育ててしまうのは非常に危険だと思う。

 

それ故、世界を知っているひとたちの話を自分の中にインプットすることは非常に大切なこと。

 

高城未来ラジオ

高城未来ラジオ

  • 高城未来研究所
  • 個人ジャーナル
  • ¥0

 

さっそくすぐに聞いてみて、すでに7回分がアップされてましたが、すべて聴きました。ゲストも様々で、かつ個性の強い方たちばかり。自分の生活では接することのない情報を得ることができます。めちゃめちゃおもしろいです。本当に無料でいいのかってぐらい。

 

これまでポッドキャストは使ったことありませんでしたが、高城未来ラジオを中心に、これからは積極的に活用して、未来に備えた人間力を少しでも高める努力をしていきたい。

 

こちらは以前読んだものの書評です。ご興味沸きましたら、ご一読を。

win-river-stand.hatenablog.com

 

 

ベーシックインカムは日本でも実現される日が来るのか

ベーシックインカムフィンランドで始まった。額としては決して大きなものではないが、小さいわけでもない。初めてその名を聞いて、調べてみたとき、なんでそんなもの必要なのか、全く意味が分からなかった。なぜ、収入の有無や大小に関わらず、国民全員一律の給付金を授けることで、社会が良くなるのか。

 

日本で言えば昨年秋頃から、世界でも一流の域に入る日本が誇る広告代理店の過労による問題があって、そういったところでもBIは有効だと言う。

 

なぜ?

 

日本人は勤勉で真面目という国民性がある。石の上にも三年という言葉があるように、何かに耐え忍ぶということに対して、世界でも類を見ないほど、それに対しての美学を尊重する傾向強い。それ故、ブラック企業などと言われる組織が生まれてしまうことにも繋がっている。

 

やめたきゃ、やめればいいのに。

 

やめられない理由は、何となくやめれないとか、やめたら周りの目が気になるとか、いろんなケースがあるかとは思うが、多くはそもそも他の会社でもやっていけるのだろうかという心配なんじゃないかと思う。

 

日本人は、挑戦をするということに対しても、二の足を踏むひとの割合が多いとも言われる。それもBIによって、改善されることが期待できる。BIがあって、これまでと同様の金額を得るためのベースがあれば、これまで安定や現状維持を求めてきた部分は軽減され、また、ストレスを金銭というインセンティブで解決する必要性も薄れることで、本当に自分が興味のあること、やりたいことに向けて、金銭という条件で仕事を選ぶ必要性がなくなるからだ。それが結果的にイノベーティブな人材を育てることにつながり、国力が増す。だから、国として取り組むべきだと主張されている。

 

挑戦できないことを、結婚したから、子供がいるからなど、自分以外の理由かのように言う人が多数いる。個人的にそういう人間は、その条件の有無に関係なく動くことができないと思う。自分以外の理由にすることによって、自分の中の幻である向上心を保護して生きていたんだろう。BIに関しても、同じようなケースが出てくる可能性は否定できないように個人的には感じる。

 

個人的に’働く’ということに対して、最近いろいろと思うところがある。

 

このところ、未来を占うようなニュースの多くはAIが中心で、現在ある多くの仕事が失われると言われている。それも、遠い話ではなく、10年ほどで。

 

ただ、これは昔からある話で、働き口が無くなるということとは違う。わかりやすく言えば、農家。昔は現代のような技術がなく、すべての作業が人を介して行われていたものが、農業用機械の発展や、不良品を減らすための農薬であったり、そういったものがきっかけで農家を営むための最低必要人員は減少していき、昔はごく僅かだったデスクワークをする職種が現在は一番多くなっていった。効率化によって、人間がいらなくなるのはいつの時代もあった。イノベーションによって、職業はアップデートされ続けれれており、今になって始まった話ではなく、どの時代も、ずっと同じ割合を保ち続けられている仕事は少ない。だから、あまり悲観する必要などないと思ったりしている。

 

先を見据えているひとたちは遊びがこれから仕事になると言っていることは、子供たちに伝えてあげたいが、むしろ、今の子供たちの方が強く感じているのかもしれない。これまで、認知度を上げるためのメディアが一極集中だったものが、いまはインターネットを中心に、拡散することが可能。そこで、これまでテレビを使える限られた人種でしか表現できなかったことが、いまは誰だってできる環境が整った。ユーチューバーを懐疑的に見る大人ほど、遊びが仕事になるということを理解できていない。

 

ただ、何も考えずに、ただただ、組織のために存在するようなひとは、必要なくなると思う。もちろん給与を与えてくれる組織に尽くすことは言うまでもないが、自分自身がなんのために、なにを実現するためにその仕事をしているのかが重要。

 

これから社会保障制度は、変化していく。年金がなくなってしまうかもしれないから、ちゃんと国民はそれに備えるように、というような情報操作もされながら。一流企業も、当たり前に存在している終身雇用も途中でなくなってしまうかもしれない。個人的には無くしてしまったほうが、組織のためになるような気もする。組織は国じゃない。だから組織は必要な人材だけを適材適所に配置できるようにして、当然だと思う。人を大切にするとか言って、リストラもしないようでは、結果的に能力のある人間の負担が増えるだけで、それが本当に組織のためになっているとは到底思えない。はっきり言って、組織に必要のない人間は、大勢存在していると日常的に感じる。

 

これからもっとBIに関して議論が深まっていくと思うが、今後益々進んでいく超高齢化社会においては、実現が難しくなっていくとも言われいる。

 

ベーシックインカムなんて、実現することないでしょ、って今は思ったりするが、なんでも最初はそんな感じだったりもする。

 

自分の子供が生きている間になってたりするのかな。

 

 

寿司修行3ヵ月でミシュランに載った理由とは何なのか

以前、堀江貴文さんが発言し、話題になったこちらの件をご存知でしょうか。

 

news.livedoor.com

 

言い方にかなりトゲがありますが、言っていることの意味は理解できます。あるところまでの忍耐は間違いなく必要ですが、一種の業界全体でのヒエラルキーのようなことで、あえて経験を積ませないというのは、巡り巡ってその業界にとって悪い結果になるような気もします。センスが有る無いのふるいをかけるだけで終わっているならいいですが、若い才能を潰していることもなくは無いんじゃないかと。それって、くだらないよねって。寿司業界に関わらず、独立後に、出店の制限をかけることはよく耳にします。どこどこ市内は何年後しかダメとか、出身店の半径何キロはダメとか。自分の育てた人間に負けてしまうという危機感からでしょうか。

 

この堀江さんの発言が話題になったあと、実際に何年も修行をすることなく、あのミシュランに掲載されるという快挙を成し遂げた寿司店が登場しました。

 

sushi-chiharu.jp

 

たった3ヵ月の修行を経た寿司職人だけで構成された大阪・梅田にある寿司屋「鮨 千陽」が、オープン早々「ミシュランガイド京都・大阪2016」に掲載されることで、堀江さんが言われていたことが実証された。

 

なぜ寿司修行3ヵ月でミシュランに載ったのか?

その理由が書かれたのがこちらの書籍でした。

寿司修行3カ月でミシュランに載った理由

寿司修行3カ月でミシュランに載った理由

 

 

「鮨 千陽」の従業員は著者である宇都さんが代表を務められる飲食人のための学校であるこちらの卒業生たち。

 

飲食人大学

飲食人大学 | 短期間で寿司調理技術を学ぶなら飲食人大学

 

これまでにも当然ながら世の中には、食に関する専門学校や大学も存在はしていましたが、宇都さんに言わせれば、それは結局、学校運営側のビジネスの側面が強く、本来ならば短期間で済むものを無理やり長く行い、時間に余裕を持たせ、やるべきことと、やる必要のないことで構成された時間を過ごし、結果、ただ、時間を過ごすということで、その学費を支払った親御さんたちを安心させるという手法が横行していると言われてました。そして、冒頭にあった堀江さんが言われていたような業界特有の悪しき伝統。その双方を解決するのが飲食人大学。

 

必要なことを、適正な時間で、ノウハウを学べる飲食人のための学校。

 

「寿司修行3ヵ月でミシュランに載った理由」では宇都さんの思いがこのように綴られていました。 

 

接客の心得には感謝が真ん中になければならないが、お客様は神様ではない。嫌いな客は嫌っていいし、客になって欲しくない人は断わればいい。
 
仕事を通して、何を目的とし、何を実現したいのか。
そして、何をやるかではなく、何のためにやるのか。
 
自分に合う仕事なんてものはない。この仕事は自分に合っている、と思うか否か。やりたい仕事が、やりがいのある仕事とも限らない。仕事は自分の意思で選んだものとして取り組むべき。仕事は自分なりにどこか楽しむ工夫をする必要がある。矛盾のない人間、組織なんてどこにもないし、その前提で会社を捉える視点が必要。
 
常に何が正しいなんてない。自分の心に恥じないでいよう。
 
人間みな同じ動物、そんなに差はない。
自分の可能性を信じたほうが人生は拓ける。

 

最終章では、堀江さんと「素人の時代において、飲食ビジネスはどう変わるのか?」をテーマに対談されており、読み応えのある内容となっていました。
 
堀江さんを信用し切ってしまうのも危険ですが、’あの’堀江さんって結構飲食ビジネスに興味を持たれてて、それに特化した書籍も発刊されてたりするを見ると、ITだなんだと言っているひとから見て、飲食業界は改善の余地は大いにあって、業界出身者でなくとも、ビジネスチャンスがあるんだと感じます。
 
これからの社会は新たな時代に突入し、パラレルキャリアというのも普通な話になったり、世の中的にも残業をしない環境を整えるような動きから、副業を推進する動きも出てきた。これから更に働き方改革が活発化することは明らかであり、本気で目的意識を持ったとき、この飲食人大学で学ぶということは大きなアドバンテージになると感じた。
 

静波極上ブレイクを目の前に、まさかの人生初アクシデントで2017初サーフィンが…

新年、あけましておめでとうございます!

 

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乗り初めに、こんな極上ブレイクの静波エリアに行ってきました!

 

 

12月は行けなくて、1ヶ月以上振りで、サーフィンも、写真も、スゲー楽しみで、カメラ3機の充電も抜かりないように準備して、22時前就寝で万全を期して、静岡県は静波へ今年初サーフィンへ向かいました。

 

 

日の出ちょい前に到着し、いくつかポイントをぐるぐる〜〜

 

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思ったよりサイズあって、久々サーフィンで体力的に心配でしたが、いい波なので、ここで入水しましょう!

 

 

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と、車に戻り、着替えようとした、その時!

 

  

んん⁉︎

 

無いぞ

 

確かに、車に載せた記憶は無い

 

でも、そんなことがあるのか

 

いや、考えられない

 

たしかサーフィンをやりにきた

 

そんなことないだろうという今まで抱いたことのない期待感が高まる

 

あんなに万全を期したやん

 

アレが無いやん

 

ウェットスーツ

 

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みんな、いい波乗ってたなー

 

 

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夜明け前は肩ぐらいあったかなー

 

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うねりがスジでバンバン入ってきてました 

 

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 冬は空気がキレイで、富士山も拝めました

 

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静波極上ブレイクを目の前に、ウェットを忘れるというまさかの人生初アクシデントで2017初サーフィンはお預けとなりました、、