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子育て世代の秘密基地「勝川STAND」

未来はこども達のためにある。であるならば、僕たち子育て世代がポジティブに生きる必要がある。

広告界のカリスマ岡康道さんによる「アイデアはどこからやってくるのか」

富士ゼロックスさん主催によるこちらのイベントへ行ってまいりました。

 

New Value Circus 2016 in Nagoya

MAGIC! WAVE 今こそ、ワークスタイルイノベーションを!

2016年11月28日・29日 ヒルトン名古屋

https://event.fujixerox.co.jp/nvc2016/nagoya.html

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私が所属する総合印刷会社では、マス向け媒体の減少に伴い、One to Oneマーケティングに対応できるハードととして、ゼロックスさんの設備を充実させている関係から、ゼロックスさんのイベントはたびたびお邪魔させていただいており、オンデマンドプリントの持つこれからの未来での可能性についてのセッションに、何度か参加させていただいておりました。

 

今回のイベントは我々のような業界ではなく、全包囲網的なかたちで、ゼロックスさんの持つ基幹的なソリューションなど、ワークスタイルを効率化できるようなもののプレゼンテーションがメインとなっておりました。

 

ただ、私の今回の目的はゼロックスさんの設備ではなく、こちらのセッションに参加するためでございました。

 

イデアはどこからやってくるか

 

TUGBOAT クリエイティブ・ディレクター

岡 康道 氏

現代社会において、仕事をする以上は、つねに何らかのアイデアを求められています。大きな声で「アイデアを出せ」と上司に言われる職業は少ないにしても、逆にそういう指示がない分だけ、アイデアは貴重な能力として評価されます。「あの人にはアイデアがある」とは、最大級の褒め言葉です。私は常にアイデアを求められる苦しい職業です。私の毎日の苦行から、みなさんにとって何らかのヒントを探して頂けたら幸いです。

 

あの岡康道さんのセッションです。

 

名古屋に来て、こんな講義を聞ける機会は二度と無いんじゃないかと思います。リアル岡さんは初めて目にしましたが、半端ないオーラでした。あと、写真よりもお年を召している感じがしましたが、話の節々から、この人が日本のマーケットを動かしてるんだっていうレジェンド感を放ちまくってました。

 

俺はアイデアで生きている。今までアイデアを考えることだけをここまでやってきた。逆に言うと、それ以外はやっていない。

 

広告業界に興味はなくて、名前は知らなくても、岡さんを始めとする4名で立ち上げられたクリエイティブエージェンシーであるTUGBOATの手掛けたCMを見ない日はないんじゃないかぐらいのビッグネーム。テレビを全く見ないひとは別ですが。ニュース番組ぐらいは見るかと思うので、大半のかたはそうだと思います。

 

このブログを書きながら、TUGBOATのHPを貼ろうと思ったのですが、HPはどうやら無いみたいです。不要だということなんでしょうか。最近SNSなどの動きが活発で、企業HPの存在意義みたいなことは年々無くなりつつありますが、そんな時代の流れとは関係なく、それほど自信があるというか、HPを見て発注するとか全くそういう動線がないというか必要ないということなのか。昔、見た気がするんですが、、

 

様々な広告賞がありますが、その中でも最上位と言われるACC賞において、2014年はこんな現象が起きちゃうぐらいスゴいクリエイティブ集団なわけです。

www.advertimes.com

チラっと見えてますが、PEPSIのCMもそうです。

 

PEPSIはなぜ桃太郎なのか。日本人は弱いものが強いものを倒すという話が大好きな人種で、その代表格が桃太郎であるというアイデアが発端だそうです。でも、なんで犬、キジ、猿はきびだんごなんかで命を懸けれたのかと思い、その裏にはそれぞれのストーリーがあって、てのをどんどん膨らませて、あんなカッコイイものになっていったみたいです。あの世界で言うと正義であるPEPSIは桃太郎たちで、鬼がコカコーラなわけです。コーラで言えばコカコーラが圧倒的なパワーを持っていて、常にPEPSIが後を追っているという構図。「自分より強いヤツを倒せ」というキャッチコピーはそこからやって来たようです。

 

www.pepsi.co.jp

それにしても、あのCMは本当にカッコイイです。でも、そのカッコ良さってのはアイデアから来る企画の面白さがあってのことですが、ビジュアル面に関しては岡さんの創造できるものではなくて、そういった衣装など目に見える部分は日本人以外の感性もうまく織り交ぜながらやっているそうです。ここで言いたいのは、アイデアってのは、自分一人で考え抜いて、一人で実行するよりも、自分一人で考え抜いても、そこから共鳴できるメンバーとともに実行に移すことによって、アイデアの可能性は無限に広がるということ。当たり前のようで、当たり前ではないと思います。それこそクリエイティブな人間ほど、自分の世界観を保持する気持ちが強いがあまり、自分のアイデアを押し切りたくなるものだと思います。岡さんも携わったCMの紹介をする際に「作品」という言い方をされてましたが、アーティストではなく、あくまでアドマンであって、クライアントの目標達成をアシストするのが目的なので、そこに向けてクオリティを上げるには自分だけのアイデアで完成させようとは思っていない。

 

そもそもアイデアってなんでしょうか。

  1.  
    (新たに始める)物事の、中核となる考え。着想。アイディア。
     「よい―が浮かぶ」
    ▷ idea

 

イデアは世界に生きる全ての人に、平等に意味のあることである必要は全くなくて、まずは個人的なことでいい。そのアイデアを発信することで、共感や共鳴を得られていくものをブラッシュアップしていく。こちらのタイトルでも言われてますが、2勝8敗でいいというのもそういうことなんでしょうか。アイデアは無駄なことが多い。でも、それでいい。みたいです。

 

勝率2割の仕事論 岡康道 | 光文社新書 | 光文社

 

広告というのは、簡単に言うと、そのものを違うことに言い換える、例える、みたいなことで、そこにはアイデアが必要。どんな仕事でも、経営者でも、一般社員でもアイデアは必要だし、アイデアによって自分も周りも楽しくなる。逆にアイデアがなければ、つまらない人生になる。自分とはどれほどの差があるのか全くわからないほどスケールの違う方のお話ですが、世界は変えられなくても、自分のアイデアで世間は変えられる。そう思って、アイデアを育てていきたい。